量研名誉フェローである小川誠二博士が第22回慶應医学賞に選ばれました。
本賞は1996年に設立され、医学・生命科学の領域において顕著かつ創造的な業績を挙げた研究者を顕彰するものです。
授賞研究テーマは「機能的MRIの開発」です。
小川誠二博士は、脳血流中の酸素濃度に依存した信号をMRI(核磁気共鳴画像法)装置で撮像できることを発見し、BOLD(Blood Oxygenation Level Dependent)信号と名付けました。さらに、BOLD信号によって課題遂行中のヒト脳活動部位を撮像できることを実証し、機能的MRIの基本原理を確立しました。
参考:慶應医学賞 ホームページ