イオンビームを活用した
室温動作する量子ビットの形成

keV〜MeV級のイオンビームをダイヤモンドに照射することによって室温で動作する量子ビットとして知られるダイヤモンドNV(窒素・空孔)センターを作製できます。ダイヤモンドNVセンターは超高感度な量子センサとしても知られています。

シーズの特徴(成果含む)

  • ダイヤモンドに電子やイオンビームを照射することで、室温動作する量子ビットである結晶欠陥(NVセンター)を導入できます。
  • イオンビームを使うと極めて少ない数(1つ、2つ、3つ......)のNVセンターを作製できます。
イオンビームを活用した室温動作する量子ビットの形成

アウトカム

量子情報技術応用

知財等関連情報

1) Nature Communications (2019) 10:2664
2) 特願2018-155987「ダイヤモンド単結晶およびその製造方法」

アウトカムに至る段階

基礎段階

連携希望企業

量子情報技術関連メーカー

担当者

量子ビーム科学部門
高崎研:P「半導体照射効果研究」
大島 武