白金/金属酸化物複合電極触媒の作製

イオンビームあるいは電子線の照射により白金-セリア界面を形成することで、既存の材料と比べてはるかに少ない白金担持量でも高性能を発揮できる複合電極触媒を作製する。

シーズの特徴(成果含む)

  • 塩化白金酸と還元剤を含む水溶液中にセリアナノワイヤ(CeOx NW)を分散させ、イオンビームまたは電子線を照射して白金-セリア界面を形成するとともに白金ナノ粒子をCeOx NW表面に担持する。
  • 市販材料と比べてはるかに少ない白金担持量でも高い酸素還元反応(ORR) 活性を発現。
白金/金属酸化物複合電極触媒の作製

アウトカム

燃料電池用電極触媒

知財等関連情報

1) 特開2016-149343
2) 放射線と産業, 141, 25-28 (2016).

アウトカムに至る段階

応用段階

連携希望企業

燃料電池関連メーカー

担当者

量子ビーム科学部門
高崎量子応用研究所先端機能材料研究部
山本 春也