水を入れた容器にミジンコとイトミミズおよび腐朽有機物質を加えて培養すると長期間両者は世代交代しながら維持される。
シーズの特徴(成果含む)
水を入れた数リットルの容器にミジンコとイトミミズおよび腐朽有機物質を加えて人工照明下で培養する。
水と腐朽有機物質を入れた容器でミジンコあるいはイトミミズを単独培養すると短期間で死滅するが、両者を一緒に培養した場合は数か月あるいはそれ以上維持することができる。
容器内でイトミミズはミジンコの死骸等を分解しながら水中に各種物質を放出し、ミジンコの餌となる微生物の増殖を促進していると考えられる。
有害因子や有害物質の生物に及ぼす影響を長期間観察する研究手法として期待される。
アウトカム
各種有害因子の生態系への影響など長期暴露試験技術の開発
アウトカムに至る段階
基礎
連携希望企業
生物実験等を主とした研究開発分野の企業
担当者
本部
財務部契約課
柳澤 啓