複数の断層生体イメージング機器や光学顕微鏡を用いた動物実験において、画像を重ね合わせて、マルチスケールで検討することで得られる知見は多いのですが、位置のずれが問題となります。撮像対象の位置・姿勢の目印として使用可能で、かつ安価に製作可能な器具を考案・試作しました。
シーズの特徴(成果含む)
MRIやCTを始めとする断層撮像機器を用いた動物実験においては、複数の機器で撮像された断層画像の重ね合わせや、切片と断層画像との突き合わせに際し、撮像対象の位置や姿勢を正確に把握する事が求められるが、腫瘍のように目印となる生体上の特徴が一定でない物を対象とする場合、その位置や姿勢の把握は非常に困難であった。

○マルチモダリティ・マルチスケール実験における位置決め精度が向上した。
アウトカム
前臨床研究開発
アウトカムに至る段階
応用段階
連携希望企業
実験器具製造販売企業
担当者
量子生命科学領域
青木 伊知男