生体イメージングと顕微鏡切片画像の
位置合わせマーカー

複数の断層生体イメージング機器や光学顕微鏡を用いた動物実験において、画像を重ね合わせて、マルチスケールで検討することで得られる知見は多いのですが、位置のずれが問題となります。撮像対象の位置・姿勢の目印として使用可能で、かつ安価に製作可能な器具を考案・試作しました。

シーズの特徴(成果含む)

MRIやCTを始めとする断層撮像機器を用いた動物実験においては、複数の機器で撮像された断層画像の重ね合わせや、切片と断層画像との突き合わせに際し、撮像対象の位置や姿勢を正確に把握する事が求められるが、腫瘍のように目印となる生体上の特徴が一定でない物を対象とする場合、その位置や姿勢の把握は非常に困難であった。

生体イメージングと顕微鏡切片画像の位置合わせマーカー

○マルチモダリティ・マルチスケール実験における位置決め精度が向上した。

アウトカム

前臨床研究開発

 

知財等関連情報

特開2014-226226
国際公開番号:WO 2014/188693 A1

アウトカムに至る段階

応用段階

連携希望企業

実験器具製造販売企業

担当者

量子生命科学領域
青木 伊知男