加速器や電子顕微鏡など、数十万〜数百万ボルトの高電圧を使用する装置内で発生する放電に対して、劣化が少なく長時間安定に使用できる高耐久型抵抗器を開発しました。
シーズの特徴(成果含む)

高崎量子応用研究所の3MVシングルエンド加速器では、この抵抗器が220個取付けられ、加速電圧検出用の分圧抵抗として使用されています。
これにより、高い電圧安定度と最高電圧3MV(300万ボルト)での安定した運転が可能となり、さまざまな実験に寄与しています。
アウトカム
高電圧機器の安定化
担当者
量子ビーム科学部門
高崎量子応用研究所放射線高度利用施設管理課
宇野 定則