放射線災害等が起こった時に、放射線測定情報、位置情報、環境映像を劣悪な通信環境下でもリアルタイムに指揮本部へ送信するシステムを開発しました。
シーズの特徴(成果含む)
- 派遣者が携帯もしくは車両に搭載することによって、指揮本部がリアルタイムに現地の画像付きで汚染状況などの情報を確認可能となり、派遣者の被ばく線量低減化などの安全確保を補助することが可能に。
- 指揮本部が情報を把握することで、現地活動の指揮や緊急時の退避指示が可能。
- 放射線テロ現場の検知活動にも適用。
- 移動中の放射線測定情報を記録することにより自動的にモニタリングマップを作製。地域や公園等の汚染状況の把握にも有効。

○放射線災害発生時に現地の状況を遠隔地でリアルタイムに確認可能なシステムを開発。
アウトカム
放射線災害対応、放射線計測
アウトカムに至る段階
実用化段階(2012年度製品化)
連携希望企業
災害対策関連企業
担当者
量子医学・医療部門
放射線医学総合研究所管理部工務課
宮後 法博