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量子医学・医療部門

HIIMAC共同利用研究の概要

掲載日:2018年12月26日更新
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共同利用研究の概要

写真:研究施設重粒子線がん治療装置(通称HIMAC)を用いたがんの臨床試験は、平日の午前7時から午後7時までの間行われています。これ以外の時間帯(夜間や週末)にはHIMACからの重粒子線を用いた照射実験を中心とした研究が行われています。

この研究には、重粒子線の医学利用だけではなく、高エネルギー重粒子線を用いた基礎科学分野の研究や重粒子治療に関連した臨床研究なども含まれます。

研究テーマは広く所内外の研究者から提案を受けて、提案した研究者と放医研の研究者の共同研究として行われています。このため、これらの研究を総称して「HIMAC共同利用研究」と呼んでいます。

共同利用研究は、平成6年10月から開始され、毎年度100課題を越す研究が行われています。

共同利用研究課題の応募と採択

共同利用研究課題は、各年度に二回(11月と6月頃)募集、採択が行われています。応募された研究課題は、放医研の「重粒子線がん治療装置等共同利用運営委員会(以下、委員会とします。)」の「課題採択・評価部会」で審議され採否が決定されます。研究内容により、治療・診断班、生物班、物理・工学班の3班に分類されます。

採択された課題の申請者には、委員会の「マシンタイム部会」からビームを利用するスケジュール調整のための連絡が届きます。マシンタイム部会においてスケジュール調整の後、各研究課題は割り当てられた時間帯にビームを利用することになります。

なお、各年度末には、その年度の研究成果をとりまとめた報告書を放医研に提出する必要があります。また、発表会において口頭での発表をしていただく場合もあります。これらの報告は委員会の「課題採択・評価部会」で、研究成果の評価を受ける材料となります。

使用可能なビーム(抜粋)

その他のビームでも使用可能なものがあります。詳しくは実験者用参考資料などをご覧ください。

物理・汎用照射室
イオン種 エネルギー(MeV/u) PH1,2コース最大強度
He 100、180、230 1.2×1010
C 100、180、230、290、350、400、430 1.8×109
N 100、180、230、290、350、400、430 1.5×109
O 100、180、230、290、350、400、430 1.1×109
Ne 100、180、230、290、350、400、600 7.8×108
Si 100、180、230、290、350、400、600、800 4.0×108
Ar 290、400、650 2.4×108
Fe 400、500 2.5×108

HIMAC共同利用研究への応募を検討されている方へ

大まかな手続きの流れは、「実験開始までに必要な手続き」をご覧ください。また、前回の「募集要項」をご覧になれば、必要な書類等がわかります。

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