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量子医学・医療部門

脳機能イメージング研究

掲載日:2020年11月10日更新
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QSTでは、PETやMRIといった量子イメージング技術を用いて、認知症などの精神・神経疾患の診断や治療、予防法の研究を行っています。認知症の脳内には「アミロイドβ」や「タウ」などのタンパク質が蓄積することが死後脳研究で知られていましたが、QSTでは2013年にPET検査用薬PBB3を開発、世界で初めて脳内に蓄積したタウを生体で可視化することに成功し、科学的根拠のある認知症の早期診断確立に向けて大きく前進しました。現在は研究を「治療」へと広げ、タウを生体で可視化する技術をタウの除去により認知症を改善する新規薬剤の評価や、認知症予備軍の方に向けた予防用補助食品の開発に活用しています。

精神・神経疾患のメカニズムを探るには、脳内の神経細胞や回路がどのような機能を担っているかを明らかにする必要があります。そのための手法の一つ「DREADD(ドレッド)」は、「人工リガンド」という薬剤にのみ反応する人工受容体(DREADD)を脳の特定部位で増やしておいて、人工リガンドの投与で神経回路を操作する技術です。QSTでは、人工受容体を生体で画像化する新技術を駆使しながら、神経回路を操作して行動に変化を起こさせる動物実験に成功しました。加齢などで損傷を受けた脳の回路を正常化するなど治療での活用を目指して、研究を進めていきます。

※Designer Receptors Exclusively Activated by Designer Durgs

インタビュー

 

インタビュイー

科学的根拠に基づく認知症の診断、予防、治療に挑む(脳機能イメージング研究概要)

永井裕司研究員

「DREADD(ドレッド)」で精神・神経疾患を治療する日を目指して

小野麻衣子研究員

レビー小体型認知症の診断・治療をめざして脳内に蓄積する「αシヌクレイン凝集体」を画像化する方法を開発

 

近年の主なプレスリリース

上記含む、量子医学・医療部門のプレスリリース

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