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量子ビーム科学部門

部門長の挨拶

茅野部門長の顔写真量子ビーム科学部門では、イオン、電子、ガンマ線、レーザー、放射光など、多様な量子ビームの優れた加工・観察機能を総合的に活用して、物質・材料、医療・バイオ、環境・エネルギー等の幅広い分野において、革新的成果を社会に届けるための研究開発を推進しています。

量子科学技術は、量子の世界で起きる特徴的ふるまいを利用して、量子コンピュータ、量子通信、量子計測・センシングなど革新的技術を創出することで、社会の飛躍的発展を目指す新たな研究開発分野です。当部門では2016年4月の量研発足時から、量研の名称でもある「量子科学技術」を推進するため、特に量子ビームを活用したダイヤモンド窒素-空孔(N-V)センターの創製など、量子計測・センシングに重要な基礎材料の開発を重点化し、国内外の理工学・生命研究者等と共に優れた成果を創出してきました。また、光量子科学の分野では、世界最高レベルの高強度レーザーによる基礎科学や産業・医療応用研究、放射光を用いた量子レベルでの材料物性観察技術の開発等で、大学や産業界から高い期待を集めています。

これらの研究開発は、高崎量子応用研究所のイオン、電子、ガンマ線、関西光科学研究所のレーザー、放射光等の各種量子ビームの発生・制御、これらを用いた高精度の加工や観察に資する先端技術に支えられていますが、2019年から新たに官民パートナーシップにより次世代放射光施設の建設を担うこととなり、量子技術の更なる発展の基盤に厚みを加えることになります。

私たちは、これまで培った量子ビーム科学をさらに発展させ、産学共創により様々な産業分野への技術展開を進めるとともに、生命科学分野でも新たな技術を発信していきたいと考えています。

皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

量子ビーム科学部門長
茅野政道

領域

量子材料・物質科学領域(高崎量子応用研究所・関西光科学研究所・次世代放射光施設整備開発センター)

量子材料のイメージ
量子ビームを活用した先端計測・加工技術で、物質の本質を解き明かし、情報・エネルギー・環境・医療等の分野で役立つ革新的材料やデバイスの開発を通してSociety 5.0の実現に貢献し、未来社会を創るイノベーションを切り拓いていきます。

量子光学領域(関西光科学研究所)

量子光学のイメージ
非常に強いレーザーにしか創り出せない極限状態(高強度場)の物理、極短パルスのレーザーを使った超高速現象の観察・制御などの先端学術研究や、身近な生活を支えるレーザーの医療・産業応用技術の開発により、豊かで安全な未来社会の実現に貢献します。

次世代放射光施設整備開発

次世代放射光施設整備開発センターのイメージ
軟X線に強みを持つ高輝度3GeV級放射光源(次世代放射光施設)の早期整備が求められていることを踏まえ、官民地域パートナーシップの具体化・調整及び加速器技術開発等を推進します。