2020(令和2)年度施設共用利用区分体系の変更に関するお知らせ
2019年5月8日
量子ビーム科学部門 研究企画部(高崎研))
施設共用制度の2020年度(令和2年度)実施課題から、コバルト60ガンマ線照射施設および1号加速器(電子加速器)の「研究開発」区分のうち「成果公開」(学術利用、産業実用化、競争的資金利用)を廃止します。
「成果公開区分」は成果の公開を要件として課題審査のうえで採択し、利用料金の一部を減免することで、得られる成果の最大化のみならず、施設の利用拡大及び照射技術の広範な普及を図ることで科学技術・学術の発展や技術の産業への実用化等に寄与するために設定された区分です。しかし、コバルト60ガンマ線照射施設および1号加速器の施設共用での利用においては、課題審査が必要で年2回の定期募集に限定される「成果公開区分」に対して、随時申し込みが可能な「成果非公開区分」を選択される利用が多くなっています。そこで2020年度(令和2年度)の課題募集から、コバルト60ガンマ線照射施設および1号加速器の施設共用の研究開発利用における成果公開区分を廃止して「成果非公開区分」に一本化することで施設利用のニーズに対応します。
コバルト60ガンマ線照射施設および1号加速器の施設共用制度によって得られる成果につきましては利用者が占有できます。また、「研究開発以外」の利用区分は従来通り継続します。
なお、イオン照射研究施設(TIARA)につきましては、従来通り「成果公開区分」を含む利用区分を継続します。
詳しくは、利用区分体系変更説明資料 [PDFファイル/61KB]をご覧ください。
ご不明な点等ございましたら、以下の問い合わせ先までご連絡ください。
量子ビーム科学部門 研究企画部(高崎研)
E-mail: takasaki-kyoyo@qst.go.jp
TEL:027-346-9444
FAX:027-346-9385