光・量子を活用したSociety 5.0実現化技術 Photonics and Quantum Technology for Society 5.0
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レーザー加工

サブプログラムディレクター

安井 公治(やすい こうじ)

 三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 産業メカトロニクス事業部 主席技監

3つの研究テーマ

  1.CPS型レーザー加工機システム研究開発​

  2.空間光制御技術開発

  3.フォトニック結晶レーザー​

 

1.CPS型レーザー加工機システム研究開発​

 
研究責任者 小林 洋平(国立大学法人東京大学 物性研究所 教授)
参画機関 国立大学法人東京大学、国立大学法人九州大学、ギガフォトン株式会社、パナソニック ホールディングス株式会社

研究の概要

  • Society 5.0実現のカギとなるあらゆるもののCPS化に資するため、物理モデルの構築が最も困難なレーザー加工のCPS化を実現
  • CPS型レーザー加工機システムを中核として、CPSを搭載するレーザー加工機のシステム化、スマート製造を推進する拠点を形成 

社会的インパクト

 スマート製造上の投資のボトルネックを解消することで、CPS型レーザー加工によるネットワーク型製造システムを実現し、ものづくりの生産性の向上に貢献

スマート製造推進拠点概念図

スマート製造推進拠点概念図

2.空間光制御技術開発

 
研究責任者 豊田 晴義(浜松ホトニクス株式会社 執行役員 中央研究所長)
参画機関 浜松ホトニクス株式会社、国立大学法人宇都宮大学

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研究の概要

  • 光の2次元位相分布を高精度に制御可能な空間光制御デバイス(SLM)とその応用技術を発展させ、高精度かつ高スループットな加工を実現する空間光制御技術を実用化
  • 同時3次元多点同時加工等を実現させ、製造工程における高精度加工処理の高速化(現在の10倍から100倍程度)を実現

社会的インパクト

 従来のレーザー加工の概念を凌駕する、多点同時加工や型抜き加工を実現し、製造業における加工の世界トップの生産性を実現し、我が国企業によるレーザー加工市場シェアを奪還

空間光制御技術により実現されるレーザー加工システム

空間光制御技術により実現されるレーザー加工システム

3.フォトニック結晶レーザー

 
研究責任者 野田 進(国立大学法人京都大学 大学院工学研究科 教授)
参画機関 国立大学法人京都大学、三菱電機株式会社、ローム株式会社
協力機関 北陽電機株式会社、株式会社ブルックマンテクノロジ、フラウンホーファー研究機構 IMS 研究所等

 京都大学のフォトニック結晶レーザー(および関連技術)に関する拠点(PCSEL-COE)のサイト(英語版)はこちら。
​ Center of Excellence(COE) for Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser (PCSEL), Kyoto University

研究の概要

  我が国発の独創技術「フォトニック結晶レーザー(PCSEL)」を高輝度・スマート化し、Society 5.0を支えるスマートモビリティやスマート加工におけるキーデバイスとなる超小型・高性能光源を創出

社会的インパクト

  スマートモビリティへ向けたセンシング(直近の出口の1つ)、および将来のスマート​加工(レーザー加工)へ向けた超小型・低消費電力・低コスト、高性能デバイスの提供。我が国企業によるシェアの奪還が期待。

フォトニック結晶レーザー 研究開発内容

研究開発内容