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職員へインタビュー

掲載日:2018年12月26日更新
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インタビューの画像入構 年度 平成28年度

現在の部署名 高崎量子応用研究所管理部経理課(取材当時)

卒業学部・学科 経済学部

Q1.志望動機について教えてください。

大学で財政学を学んだ経験から、日本の経済発展に貢献できるような仕事をしたいと思ったからです。経済発展には科学技術の進歩が不可欠ですから、自ら少しでも研究開発をサポートできればと思い、研究機関で働きたいと考えるようになりました。特にQSTのような公的研究機関は、基礎的研究から産業利用への橋渡しをするという、イノベーションにおいて非常に重要な役割を果たしているところがとても魅力的に感じられ、就職を希望しました。

Q2.現在の業務内容について教えてください。

現在、高崎量子応用研究所管理部経理課の契約チームとして、契約業務を行っています。具体的にいうと、研究職や技術職、あるいは事務職の方々が欲しいと考えているものを実際に調達する仕事です。調達の範囲は幅広く、研究用の薬品や材料に始まり、実験装置やその移設作業、果ては工事までも私たちの調達の範囲内です。私たち契約チームは、公平性・競争性を保ちながら、これらの調達を適正な手続きで行っています。また、課の安全衛生管理の担当もしており、火災防止や省エネの観点から、定期的に職場環境のチェックをしています。

Q3.仕事をする上で大切にしていることについて教えてください。

私が仕事をする上で大切にしていることは、業務の優先順位を見極めることです。契約業務では常に複数の業務を並行的に処理していかなければならないため、どの業務を優先的に行うかを考える必要があります。そのため、緊急度は低いが重要度は高いもの、緊急度は高いが重要度は低いもの、あるいは緊急度も重要度も高いもの等、それぞれの業務を頭の中で区分けすることを常に意識しています。

Q4.QSTの魅力や仕事をする上でやりがいを感じることについて教えてください。

QSTの魅力は、量子ビーム、核融合、放射線医学という3つの分野で働く様々な人に会えることだと思います。それぞれの部門・拠点毎に特有の空気が残っており、仕事の中で様々な人に会うことは非常に刺激になります。また、全体的に自由な気風がありながら、それぞれが協力しあって仕事をしていく流れが形成されているところが素晴らしいと感じています。
また、自分が調達した物品を目にするときには、なんともいえない幸福感があります。調達物品がどのように研究に使用されるのかを想像するのも楽しいですが、実際に研究に使用されているところを見てみたいと考えています。

Q5.ご自分の将来の目標および夢についてお聞かせください。

QSTは研究者や技術者あってこその存在なので、より彼らと近い場所で、より直接的に仕事をできればと思っています。そのためにも、現在QSTでどのような研究が行われているのか、研究を取り巻く環境がどのようになっているか、更に詳しく知る必要があります。また、事務職としてより高度な仕事をするためには、幅広い知識も必要だとこの1年で痛感しました。そのため、今は目の前の仕事に真摯に取り組みつつ様々な経験をし、信頼に足る人間性、高度な仕事をこなせる能力、幅広い知識を身に付けたいと考えています。

Q6.OFFはどのように過ごされていますか?

休日は家で過ごすことが多かったですが、夏に車を買ってからはよくドライブに行くようになりました。初めての自分の車で山を越えていくのはとても楽しいです。まだ一番遠くでも仙台までしか行けていないので、次は関西の方まで行ってみたいと思っています。また、最近はよく映画を見るようになりました。帰宅後にお酒を飲みながら映画を見るのは何よりリラックスになります。

Q7.就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

就職活動では、自分の能力を活かせる仕事、やってみたい仕事、給料の高い仕事など、多くの観点から志望先を決めることになると思います。しかし、できるだけ自分の知識の中で選択肢を絞らず、あまり興味のない業界で働く人の話も聞いてみて欲しいです。もしかすると、その中で、自分の天職と思えるような仕事が見つかるかもしれません。皆様と共に働ける日を心より楽しみにしております。