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六ヶ所フュージョンエネルギー研究所

六ヶ所・核燃料サイクルセミナーに講演参加しました

掲載日:2019年9月2日更新
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令和元年8月22日(金)、日本原子力研究開発機構主催、量研ほか後援による、六ヶ所・核燃料サイクルセミナーが「原子力利用の多様性と発展」を副題に、六ヶ所村文化交流プラザ「スワニー」大会議室において開催され、量研からも講演に参加しました。

量研からは、「量子科学技術研究開発の多様性と発展」と題して六ヶ所核融合研究所のほか、関西光科学研究所からは、中赤外レーザーを用いた非侵襲血糖値センサーの開発の演題で、量研認定第1号のベンチャー企業を立ち上げた、光量子科学研究部の青山主幹研究員による講演が行われました。

六ヶ所核融合研究所からは、核融合炉システム研究開発部の日渡主幹研究員が、「発電実証を目指した核融合原型炉検討の進展」の題目で講演を行いました。現在、フランスで国際熱核融合実験炉(イーター)の建設されている最中の今において、次世代炉である核融合原型炉の研究開発を進めなければならない意義や、核融合原型炉の技術開発にはPWR(加圧水型)プラントの技術等、原子力技術の知見をも踏まえて採り入れられていること、また、多様な技術要素を複合させて核融合原型炉の概念設計の基本設計を構築していることや、先を見据えて取り組んでいることなどを紹介しました。さらには、イーターの建設状況や、核融合原型炉が実現した将来における未来都市構想にも触れて紹介しました。

核融合エネルギーの実現によって、夢のある未来を切り拓いていけるよう、六ヶ所核融合研究所を始め量研の核融合エネルギー部門では日々歩み続けております。引き続き、皆様の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

六ヶ所核融合研究所からは日渡主幹研究員が講演しました

【六ヶ所核融合研究所からは日渡主幹研究員が講演しました】

 

【核融合原型炉の未来(将来)についての紹介】

【核融合原型炉の未来(将来)についての紹介】

 

聴講者からの質疑応答の風景

【聴講者からの質疑応答の風景】