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Epilogue
研究者の黒板
黒板に刻まれた超ひも理論(超弦理論)の数式は、相対性理論と量子力学をつなぐ「宇宙を支配する数式」です。宇宙から量子へと向かう円環の真ん中で、ここに立って思いを馳せるわたしたち=いのちとは何か――エンタングル・モーメントの終わりと始まりを告げる黒板は、そんな問いへの入り口なのかもしれません。
錯視地図| 展示の体験をふりかえる
錯視ブロックプロジェクト
大谷智子+丸谷和史+ヒガキユウコ+肥後沙結美+中村美惠子+磯谷悠子
2025
このコーナーでは、錯視ブロックをつかって来場者のみなさんに展示の体験を表現していただきます。記憶に残った展示のイメージを錯視ブロックで自由に組み立て、会場地図の上に置いて眺めてみましょう。
制作協力|川田祐太郎
協力|株式会社中川ケミカル、東京藝術大学芸術情報センター、大阪芸術大学芸術学部アートサイエンス学科、NTT コミュニケーション科学基礎研究所、量子科学技術研究開発機構(QST)
CERNから本展へのメッセージ
スイス・ジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研究機関(CERN)から、来場者の皆様に向けたメッセージが届きました。会場でもぜひご覧ください。
科学と芸術が出会うとき—Arts at CERNとは
「Arts at CERN」は、CERNが行う芸術プログラムです。アーティストと科学者の対話を創出し、科学と研究を通して国際的な文化的コミュニティを結んでいます。2012年以降、250名以上のアーティストが、CERNや他の研究所に属する1,000名以上の科学者と交流し、基礎科学が宇宙に関する問いにどのように取り組んでいるかを体験しました。