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Nature Biomedical Engineering誌に掲載「エクソソーム工学で細胞機能を飛躍的に増幅―がん検出、ドラッグデリバリー、抗老化への展開に期待―

掲載日:2026年8月10日更新
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東京大学大学院理学系研究科の合田圭介教授(兼:東北大学SiRIUS 医学イノベーション研究所 国際卓越教授)らによる研究グループは、細胞が分泌する微小な袋状のナノ粒子「エクソソーム/細胞外小胞」の表面を希土類(ランタノイド)イオンで化学的に修飾することで、同じ種類の細胞とエクソソーム同士が選択的に結びつく性質「同種標的化)」を25 倍以上に高める新技術を開発しました。研究グループはこの増強効果を「超同種標的化」と名付けました。本技術を用いると、多種多様なエクソソームが混在する試料の中から目的の細胞由来エクソソームだけを高速かつ高選択的に捕捉できます。これにより、ごく微量のがん由来エクソソームやがん細胞を血液から高感度に検出することが可能となり、本研究で臨床実証したトリプルネガティブ乳がんのリキッドバイオプシーや進行が早いがんや難検出がんの早期診断や再発モニタリングへの応用に加え、ドラッグデリバリー、組織工学、抗老化治療への展開が期待されます。本成果は、7 月22 日付で国際的な学術誌「Nature Biomedical Engineering」に掲載されました。

論文

https://www.nature.com/articles/s41551-026-01743-2

東京大学プレスリリース

https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/11183/