日本生物学的精神医学会誌(Vol.35 No.3 2024年09月)最新号に「特集:量子生命科学による精神神経疾患のメカニズム解明に向けた挑戦」が掲載されました。
本特集では、精神医学への展開の可能性を考えるきっかけになればとの思いで、量子生命科学という新しい研究領域の、現在の立ち位置とその技術的可能性を紹介しています。
日本生物学的精神医学会ホームページより記事をお読みいただけます。
特集:量子生命科学による精神神経疾患のメカニズム解明に向けた挑戦
1.量子生命科学とは
須原 哲也
2.極微小・極微量の生命計測を可能にする生体ナノ量子センサー技術
五十嵐龍治
3.量子計測技術としての動的核偏極法と超高感度代謝イメージング
高草木洋一
4.量子コンピューティング技術の生命科学研究への応用可能性:現状と将来展望
八幡 憲明
5.ムーンショット微小炎症プロジェクトと連携した脳内炎症を標的とした量子診断プラットフォーム形成の試み
北條慎太郎,田中 勇希,大木 出,王 亜澤,村上 正晃
6.脳疾患基礎研究における2光子顕微鏡の利点と欠点と新たな量子計測技術の可能性
田桑 弘之
7.超偏極MRSによる脳エネルギー代謝評価系を用いた精神疾患の病態研究への展望
高堂 裕平
8.信念更新における量子ゼノン効果
玉木賢太郎,山田真希子