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SIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」と BRIDGE量子関連施策連携 公開シンポジウム2024
開催概要
日時:令和6年10月29日(火) 13:00 ~ 17:00 ※ポスターセッションは 18:00まで
場所:イイノホール(東京都千代田区内幸町)
開催方法:ハイブリッド開催
参加費:無料
参加者:407名(会場参加151名、オンライン参加256名)
共催:内閣府、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
後援:総務省、文部科学省、経済産業省
令和6年10月29 日(火)にハイブリッド開催にて、SIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」とBRIDGE量子関連施策連携 公開シンポジウム2024を開催いたしました。
先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進(以下「SIP3量子」という)と研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(以下、「BRIDGE」という)の量子関連8施策が連携する初めてのシンポジウムとなり、当日は関係府省、企業や研究所、アカデミア関連団体など、総数407名(会場参加151名、オンライン参加256名)の方にご参加いただき盛況となりました。
シンポジウムは主催者の川上大輔 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局審議官、当機構小安重夫理事長の開会の挨拶に続き、寒川哲臣プログラムディレクター(以下、「PD」という)がSIP3量子とBRIDGE8施策の事業概要説明を行いました。続いて、堀部雅弘サブPD(量子コンピューティング担当)、花岡悟一郎サブPD(量子セキュリティ・ネットワーク)、大島武サブPD(量子センシング)、岡田俊輔サブPD(イノベーション創出基盤)と、BRIDGEの研究開発責任者8名がそれぞれ研究成果を報告し、会場とオンラインからの質疑応答を行いました。
トークセッションはテーマを「量子分野におけるイノベーションとダイバーシティ」とし、ファシリーテーターの根本香絵氏(沖縄科学技術大学院大学 教授)と、松岡智代氏(株式会社QunaSys)、高橋莉里香氏(東芝デジタルソリューションズ株式会社)、池田明夏里氏(大陽日酸株式会社)の4名の登壇者による活発な議論が交わされ、質疑応答も行われました。
最後に南部智⼀ 内閣府 政策参与・プログラム統括の所感「SIP3・BRIDGE量子関連施策に対する期待」と、当機構伊藤久義理事の閉会挨拶でシンポジウムを締めくくりました。
プログラム終了後に隣接会場で行われたポスターセッションでは、研究者と一般参加者の活気にあふれた交流が行われ、SIP3量子とBRIDGE量子関連施策への理解と幅広い交流の場として役立てていただきました。
当機構はSIP3量子の研究推進法人として、「量子未来社会ビジョン」で掲げられ、本課題の目標となっている「国内の量子技術の利用者1,000万人」「量子技術による生産額50兆円規模」「未来市場を切り開く量子ユニコーンベンチャー創出」の実現に向けて尽力していきたく思います。また、内閣府の進めるBRIDGEの施策のうち、文部科学省が進める8件の量子関連施策についても事務的機関としての役割を果たしていきます。引き続きご支援・ご指導の程、よろしくお願いいたします。
多くの皆様のご参加、まことにありがとうございました。
内閣府 川上大輔審議官
当機構理事長 小安重夫
寒川哲臣プログラムディレクター
内閣府 南部智⼀ 政策参与・プログラム統括
当機構理事 伊藤久義
トークセッション
ポスターセッション会場
プログラム
13時00分 |
開会挨拶
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13時15分 |
事業概要説明 プログラムディレクター(PD)寒川哲臣 |
13時25分 | SIP3量子 成果報告
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14時45分 | 休憩 |
14時55分 | BRIDGE量子関連施策 成果報告
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16時00分 | 休憩 |
16時10分 |
トークセッション 「量子分野におけるイノベーションとダイバーシティ」
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16時50分 |
SIP3・BRIDGE量子関連施策に対する期待 南部智⼀ 内閣府 政策参与・プログラム統括 |
16時55分 |
閉会挨拶 伊藤久義 量子科学技術研究開発機構 理事 |
※ポスターセッションは 18:00まで