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SIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」と BRIDGE量子関連施策連携 公開シンポジウム2025

ページID:0094458 更新日:2025年11月19日更新 印刷ページ表示

開催概要

日時:2025年10月2日(木)12:30~18:35   10月3日(金)9:00~14:45
場所:イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町)         
開催方法:会場開催とオンライン開催(ハイブリッド開催)
参加費:無料
参加者:820名
1日目 会場参加 199名、オンライン参加 247名
2日目 会場参加 114名、オンライン参加 260名
共催:内閣府、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
​後援:総務省、文部科学省、経済産業省


​令和7年10月2日(木)・3日(金)の2日間にわたり、SIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」とBRIDGE量子関連施策連携 公開シンポジウム2025をハイブリッド形式にて開催いたしました。本シンポジウムは、SIP3量子とBRIDGEの量子関連10施策が連携し、初の2日間開催となったものです。

当日は関係府省、企業、研究機関、アカデミア関連団体など幅広い分野から多数の皆様にご参加いただき、会場参加313名、オンライン参加507名、総勢820名の盛況となりました。

シンポジウム1日目は原克彦 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局審議官および当機構 小安重夫理事長による主催者の開会の挨拶に続き、寒川哲臣プログラムディレクター(以下、「PD」という。)がSIP3量子とBRIDGEの量子関連10施策の事業概要説明を行いました。その後、堀部雅弘サブPD(量子コンピューティング)および花岡悟一郎サブPD(量子セキュリティ・ネットワーク)を座長に迎え、SIPとBRIDGEの研究開発責任者による研究成果の報告と、会場およびオンラインからの質疑応答が行われました。続いて南部智⼀ 内閣府 政策参与・プログラム統括の「SIP3・BRIDGE量子関連施策に対する期待」の講演が行われ初日の口頭セッションを締めくくりました。
その後、隣接会場で開催されたポスターセッションでは、若手研究者や登壇者、一般参加者の間で活発な交流が行われ、SIP3量子とBRIDGE量子関連施策への理解促進と幅広いネットワーキングの場として大いに活用されました。

シンポジウム2日目は大島武サブPD(量子センシング)を座長として、 SIPとBRIDGEの 研究開発責任者による研究成果の報告、質疑応答が行われました。また、「日欧連携ビデオメッセージ」ではQ-NEKO(※)代表者であるMikael Johansson博士からのメッセージが紹介されました。 続いて岡田俊輔サブPD(イノベーション創出基盤)を座長にSIPとBRIDGEの研究開発責任者による研究成果の報告、質疑応答が行われ 、当機構理事 伊藤久義による閉会の挨拶をもって、SIP・BRIDGE連携シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。

※Q-NEKO:Nippon-Europe Quantum Koraborēshon フィンランド、ドイツ、フランス、イギリス、チェコ、デンマーク、及び日本(SIP3量子)の7カ国の企業・研究機関等で構成。

当機構はSIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」の管理推進法人として、本課題におけるミッション「国内の量子技術の利用者1,000万人」「量子技術による生産額50兆円規模」「未来市場を切り開く量子ユニコーンベンチャー創出」の達成に向けた活動を支援いたします。また、内閣府の進めるBRIDGEの施策のうち、文部科学省 基礎・基盤研究課量子研究推進室が担当する10施策を事務局として推進します。引き続きご支援・ご指導の程、よろしくお願いいたします。

多くの皆様のご参加、まことにありがとうございました。

 

内閣府 j原審議官
内閣府 原克彦審議官

小安理事長
当機構理事長 小安重夫

寒川PD
寒川哲臣プログラムディレクター​

南部統括
​内閣府 南部智一政策参与・プログラム統括   

伊藤理事
当機構理事 伊藤久義

 会場風景
会場風景

ポスターセッション会場
ポスターセッション風景

プログラム

■1日目 10月2日(木)12:30~18:35
12:30

開会挨拶

原 克彦(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局 審議官)
小安 重夫(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 理事長)

12:40

事業概要説明

プログラムディレクター(PD)寒川 哲臣(NTT株式会社先端技術総合研究所)

12:50

SIP3量子・BRIDGE 量子コンピューティング関連施策 成果報告​

【SIP3量子】量子・古典ハイブリッド基礎アルゴリズム構築とテストベッド利用環境整備に関する研究開発
田中 宗(学校法人慶応義塾大学)

【SIP3量子】国産量子コンピュータによるテストベッドの利用環境整備と運用
萬 伸一(国立研究開発法人理化学研究所)

【SIP3量子】材料開発現場向け量子コンピュータ高精度計算活用基盤の構築
松岡 智代(株式会社QunaSys)

【SIP3量子】量子計算ソリューションによるビジネスエコシステム構築の戦略的取組
堀部 雅弘(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

13:55 休憩
14:05

​【SIP3量子】標準ベンチマーク策定とグローバルチャレンジを通した量子アルゴリズムプラットフォームの構築
楊 天任(株式会社QunaSys)

【SIP3量子】大規模量子コンピュータシステムに向けた俯瞰図・ロードマップとサプライチェーン強靭化
昆 盛太郎(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

【BRIDGE】大規模量子コンピュータ向け制御装置の事業化
伊藤 陽介(キュエル株式会社)

【BRIDGE】量子ハイブリッド最適化アルゴリズム基盤の開発
山城 悠(株式会社Jij)

【BRIDGE】商用光量子コンピュータの構築
高瀬 寛(OptQC株式会社)

15:20 休憩
15:35

SIP3量子 量子セキュリティ・ネットワーク 成果報告​

【SIP3量子】量子セキュアクラウドを用いた高度情報処理基盤の構築
高度情報処理基盤を活用したユースケース開拓・実証
村井 信哉(東芝デジタルソリューションズ株式会社)

【SIP3量子】秘密計算技術の高性能化 秘密計算技術の社会実装事例の構築
櫻井 陽一(NTTドコモビジネス株式会社)

【SIP3量子】省リソース化された実用的秘密計算システムの実現に関する研究開発
松本 勉(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

16:50

SIP3・BRIDGE量子関連施策に対する期待

南部 智一(内閣府 政策参与・プログラム統括)

16:55 休憩
17:05 ポスターセッション
■2日目 10月3日(金)9:00-14:45​
9:00

SIP3量子・BRIDGE 量子センシング関連施策 成果報告​

【BRIDGE】多元素活用を基盤とした生体イメージング技術革新
清中 茂樹(国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学)

【BRIDGE】量子光センシングによる超低侵襲量子生命技術
福田 大治(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

【BRIDGE】量子スピンセンサのμモジュール化による新規ユースケースの創出
大兼 幹彦(国立大学法人東北大学)

【BRIDGE】高感度ナノ量子センサの大量調製技術開発によるサプライチェーンモデルの構築
五十嵐 龍治(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)

【BRIDGE】量子トレーサビリティが確保されたワイドレンジ電流計測技術の開発
天谷 康孝(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

【SIP3量子】固体量子センサの社会実装促進に向けた実践環境の構築
大島 武(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)

10:30

休憩

10:45

【SIP3量子】量子コンピュータ・センサーハードウエアコンポーネントテストベッドの構築
金子晋久(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

【SIP3量子】超偏極利活用プラットフォームの整備とトリプレットDNPによるがん治療効果判定技術の開発
根来 誠(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)

【SIP3量子】ダイヤモンドNVセンターによる革新的量子電力センシング
天谷 康孝(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

【SIP3量子】量子スピンセンサの開発とユースケースの開拓・実証
大兼 幹彦(国立大学法人東北大学)

【SIP3量子】超早期体外診断のための量子診断プラットフォーム—多様な疾病の簡便・安価な超早期診断を実現する量子リキッドバイオプシーの創製
岡田 康志(国立研究開発法人理化学研究所)

【SIP3量子】光格子時計精度の周波数信号の光ファイバ配信インフラストラクチャ技術
大前 宣昭(学校法人福岡大学)

12:15 休憩

13:15

日欧連携ビデオメッセージ
13:25

SIP3量子・BRIDGE イノベーション創出基盤関連施策 成果報告​

【SIP3量子】量子コンピュータを活用した新事業を共創する研究開発基盤
本多 瑠美子(国立大学法人東北大学)

【SIP3量子】産学連携による量子人材育成プログラムの開発と実践
松岡 史晃(沖縄科学技術大学院大学)

【SIP3量子】量子技術に関係するベンダー、ユーザー双方のスタートアップ企業の市場参画支援
嶋田 浩(TOPPANデジタル株式会社)

【BRIDGE】量子プロダクト事業化推進プラットフォーム構築事業
本多 瑠美子(国立大学法人東北大学)

【BRIDGE】量子人材教育エコシステムの開発と試行
小縣 信也(株式会社スキルアップNeXt)

14:40

閉会挨拶​

伊藤 久義(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 理事)

シンポジウムフライヤー

案内チラシ:SIP3・BRIDGE量子関連シンポジウム2025 [PDFファイル/3.76MB]

ブースマップ:SIP3・BRIDGE量子関連シンポジウム2025 [PDFファイル/563KB]

 

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