第9回IFMIF研究会
~ 超伝導加速器技術 ~
主催:量子科学技術研究開発機構 量子エネルギー部門
【更新情報】
2024/01/23 イベント概要を掲載
量⼦科学技術研究開発機構 六ヶ所研究所では、⽇欧国際協⼒の下、2007年より幅広いアプローチ(BA)活動の一環として国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)を行っており、国内研究機関と共同で研究を実施しながら、IFMIF開発のための研究課題に取り組んでおります。
IFMIF原型加速器(LIPAc)の開発は、⾼周波四重極線形加速器によるものとしては世界最⾼記録となる125 mAの重陽⼦パルスビームの5 MeVまでの加速に成功したPhase B試験の完了の後、高ビーム負荷に耐えるビームダンプに導くビームラインを設置し、5 MeVでの長パルス運転を目指したPhase B+のビーム試験を実施しています。これと並行して、LIPAcの最終配置で臨むPhase Cに向けた準備を鋭意進めており、9 MeVまで追加速する超伝導加速器の設置作業を令和6年度から開始する計画です。
第9回目となる本研究会では、これまでにLIPAcで得られた成果や活動の進捗状況などについてご紹介させていただくとともに、超伝導加速器の設置・運転・保守、劣化した超伝導空洞性能の回復技術、超伝導空洞の冷却技術などの「超伝導加速器技術」に関する研究開発のご講演をいただいて、今後の課題などについて討議させていただければと存じます。
開催日程
令和6年2月19日13:50 ~ 20日11:25
プログラム
第9回IFMIF研究会プログラム [PDFファイル/115KB]
開催形式
ハイブリッド
ただし、オンラインの場合は口頭発表セッションのみのご参加となります。
会場
六ヶ所研究所 計算機・遠隔実験棟 RECルーム
参加費
無料(懇親会は有料)
懇親会
2月19日20時頃から三沢市内にて。
参加費(5~7千円の予定)を現地で頂戴します。
発表者の旅費について
発表者(口頭発表、ポスター発表)には旅費をご用意させていただきます。
宿泊・送迎について
宿泊は各自でご予約ください。
以下の通り送迎バスを運行します。利用ご希望は「参加申込みフォーム」(共通)でお申し込みください。
(12:14 七戸十和田駅 着 はやぶさ11号) | ||
2月19日 | 12:30 七戸十和田駅 発 | 13:45頃 六ヶ所研 着 |
18:00 六ヶ所研 発 | 19:15頃 三沢市内 着※ | |
2月20日 | 08:00三沢市内 発※ | 09:15頃 六ヶ所研 着 |
13:00 六ヶ所研 発 | 14:15頃 七戸十和田駅 着 | |
(14:53 七戸十和田駅 発 はやぶさ32号) |
※発着場所は三沢シティホテル付近の予定、発着時刻が変更となる場合があります。
参加/ポスター発表のお申込み
それぞれ以下の期日までに、「参加申込みフォーム」(共通)でお申し込みください。
- ポスター発表申込み: 2月 5日(月)
- 参加申込み: 2月15日(木)
(懇親会にご参加の場合は、2月8日(木)までに参加申込みください)
事務局
量子科学技術研究開発機構 量子エネルギー部門
増田 開(IFMIF加速器施設開発グループ)
E-mail: masuda.kai@qst.go.jp