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研究開発体制

量子科学技術で健康と安心を支える
量子生命・医学部門

量子医学医療部門イメージQSTが掲げる「がん死ゼロ健康長寿社会」の実現に向けて、重粒子線や標的アイソトープ療法によるがん治療、認知症などの画像診断と治療といった、放射線の革新的な医学利用のための研究開発を進めています。また、放射線による健康影響とその防護に関する研究、放射線事故・原子力災害への対応にも力を入れ、社会における放射線の有効かつ安全な利用により、いのちとくらしの守りに貢献します。さらに、量子論や量子力学を基盤として生命の謎を解き明かし、医療をはじめとしたさまざまな分野での革新的応用を目指します。

 

 

量子ビームで明日のテクノロジーを切り拓く
量子技術基盤研究部門

量子ビームで明日のテクノロジーを切り拓くの写真高崎量子応用研究所と関西光量子科学研究所を活動の拠点とし、荷電粒子・放射性同位元素(RI)、中性子、光量子、放射光などの様々な量子ビームの発生・制御やこれらを用いた高精度な加工や観察などに係る最先端の技術開発を推進しています。また、量子ビームの優れた機能を総合的に活用して、物質・材料科学、生命科学等の幅広い分野において、世界を先導する研究開発を推し進めており、革新的な成果の創出や先進的な量子ビーム利用技術の普及拡大を通して、科学技術イノベーションの創出を促進し、我が国の科学技術・学術の発展、産業の振興等に貢献しています。

 

核融合エネルギーの実用化を目指して
量子エネルギー部門

核融合エネルギーの実用化を目指しての写真地球環境に優しく安全性に優れた“地上の太陽”を実現するため、世界規模で核融合エネルギーの研究開発を進めています。核融合とは、軽い原子核どうしが衝突して重い原子核へと<融合>することです。星や太陽が輝きつづけるのも、この核融合エネルギーによるものです。核融合エネルギー研究開発部門では、国際協力により核融合エネルギーの科学的・技術的成立性を実証する「ITERの研究開発」、核融合反応で燃料を燃やし続ける研究をする「核融合プラズマの研究開発」および核融合プラズマの実現を支える「核融合理工学の研究開発」を3本柱とし、核融合エネルギーの早期実現を目指して、総合的に研究開発を推進しています。