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研究グループの紹介

掲載日:2021年1月14日更新
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Q-LEAP体制図

Q-LEAPでは、理工医生命農薬情報の幅広い分野を網羅する13大学・3研究機関・10企業から各分野の第一線の研究者が集結し、3つの研究グループで量子生命科学研究を推進します。

 

グループA 生体ナノ量子センサ

グループA 概要図

研究開発目標

広視野、高解像度、多項目同時計測可能な生体ナノ量子センサシステムの開発

10~20年後の経済・社会に与えるインパクト

  • AI診断、ウェアラブルデバイス、「量子スマート小胞/量子スマートセル」を組み合わせた各種疾患の早期発見、未病段階のセルフケア、重症化や再発の予防
  • バイオデータの基盤を元にした「物質がいかにして生命になるのか」の理解によって、原子・分子からの生命の構築や、生命の振る舞いの予測、生命進化の理解が可能に

 

グループB 量子技術を用いた超高感度MRI/ NMR

グループB 概要図

研究開発目標

超偏極化、量子符号化等の量子技術に基づいた超高感度MRI/ NMR装置および新規の超寿命・低毒性超偏極プローブ分子の開発

10~20年後の経済・社会に与えるインパクト

  • 膵臓、前立腺、腎臓等の人体深部のがんの治療効果を直後に判定。循環器・脳疾患診断等の難病診断も可能に
  • 超偏極、ナノ造影、およびAI技術によるMRIを利用した手軽でエビデンスに基づいた診断により、未病段階での早期発見や重症化・再発の予防等を切れ目なく行う社会システム

 

グループC 量子論的生命現象の解明・模倣

グループC 概要図

研究開発目標

生体の量子コヒーレンス高精度測定技術および生物の光合成や磁気受容等における量子効果の分光学的解析技術による、これまで明らかにされていない生物機能の量子論的機構の解明

10~20年後の経済・社会に与えるインパクト

  • 「物質が集まり、いかにして生命になるのか」という学術的に根源的な問いの解明
  • 嗅覚を模倣・改良した超高感度物質センサによる超早期病気発見
  • 生物を模倣し、ありふれた元素を用いた人工光合成、人工酵素、超省エネ肥料生産等により、経済性と環境適性を両立した持続可能なエネルギー生産、バイオ燃料、バイオ素材、バイオ医薬等生産、農業生産を実現・普及し、地球環境を改善

 

 

 

光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP) 公式ホームページ

※本研究は令和2年度文部科学省委託事業「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」の助成を受けたものです。当該ホームページは、Q-LEAPの研究機関である量子科学技術研究開発機構(QST)が、広報の一環で作成したもので、掲載内容についての責任は研究代表者が負うものです。内容に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。