イオン照射研究施設(TIARA)3MVシングルエンド加速器募集対象の設備
(令和7年4月から令和8年3月まで)
No. | ビームライン | 設備・装置の種類 | 装置の概要・条件 | 担当者・連絡先 | 備考 |
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1 | MD2 | 軽イオンデュアルビーム解析システム | MVシングルエンド加速器及び400kVイオン注入装置からの2種類のイオンビームを用いて、イオン注入及びイオンビーム解析(RBS)を同時/連続に行うためのシステムです。荷電粒子検出器(SSD)の取り付けが可能です。 | 山本 春也 水素エネルギー変換デバイスP |
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2 | SBライン | サブミクロンマイクロビーム形成装置 | 1μm径に集束した水素及びヘリウムイオンビームを用いて高空間分解能で局所イオン分析(PIXE、RBS、NRA等)を行うことができます。特に、この装置に設置した大気マイクロPIXE分析システムをご利用いただくことで、大気中での測定が必要な細胞等の水を含んだ試料の元素分析やその分布を二次元データとして取得することができます。本装置のご利用にあたっては、分析試料の調整をご利用者様で行っていただくため、事前に担当者に連絡していただくことが必要となります。また、同イオンビームを用いて1μmの空有間分解能で樹脂等を最大100μmの深度で加工をすることすることができます。 | 山縣 諒平 ビーム技術開発課 |
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3 | SC1 | 簡易型ビーム型解析装置(Baby BAS) | 3MVシングルエンド加速器からの軽イオンを利用したイオンビーム解析専用装置です。RBS/チャネリング測定が可能です。4軸ゴニオメータ、試料導入機構を装備しています。 | 山本 春也 水素エネルギー変換デバイスP |
※1:内容は一部変更になる場合がございます。
※2:各設備・装置に関すること、上記に掲載がない実験装置については、takasaki-kyoyo@qst.go.jpにお問い合わせください。