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よくあるご質問(FAQ):実験課題の応募と利用申込

掲載日:2024年4月1日更新
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 本ページでは、よくあるご質問のうち、実験課題の応募と利用申込のFAQページです。

利用するためには、どのような方法がありますか。

定期公募による実験課題の応募を経てから申込む方法と、随時に申込む方法があります。

実験課題の応募と利用申込とは、違うものですか。

実験課題の応募は、イオン照射研究施設を成果公開区分で利用希望される方が定期公募に応募し研究内容等が妥当かどうか審査するための手続きです。利用料金は、「基本料金」の一部免除の適用を受けます。実験課題の採択を受けられた方は、窓口担当より、電子メールにて利用申込方法をご案内させていただきますので、ご案内に沿って、施設利用日を確定していただいたのち、電子申請システムにて利用申込手続きをお願いいたします。
 利用申込は、全ての利用者が、施設を利用する度に行っていただく手続きであり、利用者とQSTとの施設供用に係る契約手続きです。このため、一つの利用課題でも、複数の利用申込みが必要になる場合もあります。利用者は、施設利用開始日(照射実験初日)が属する週の2週間前までに電子申請システムを用いて、お申込み手続きをしていただきます。実験終了後、2~3週間程度で量研から利用者の方へ承諾書等事務書類を郵送にてお送りいたします。

利用申込は、いつ行うのですか。

利用申し込みは、電子申請システムによるwebブラウザからの申請となりますので、施設利用開始日(照射実験初日)が属する週の2週間前までをお申込みをお願いします

定期公募の募集時期はいつ頃ですか。

課題募集は、原則年2回募集を行い、前年度8月頃(約2ヶ月間)次年度分の募集、当年5月頃(約1ヶ月間)にも当年度下期利用分の募集です。詳細は、お問い合わせください

一つの実験課題の申請で、何年間、利用できますか。

有効期間は採択年度の単年度です。

定期公募以外で、随時の申込み及び利用は可能ですか。

イオン照射研究施設利用の成果公開区分の場合は、定期公募のみ受付となります。利用区分が成果非公開区分の場合は、随時お申込みおよび利用は可能です。ただし、施設の状況に空きが無い場合は、この限りではありません。

インターネットを利用したオンラインによる利用課題の応募、または利用申込みはできますか。

課題応募(オフライン装置は除く)については、電子申請システムによるwebブラウザからのお申込みとなります。また、課題採択後の「利用申込」についても、課題応募同様に電子申請システムによるwebブラウザからのお申込みとなります。

実験課題の応募先と利用申込書の提出先を教えてください。

定期募集の募集要項のホームページに記載の通り、第1研究企画室にご提出ください。

実験課題の応募または申し込みをするときの事前準備について、必要なものはありますか。

利用する設備・装置の担当者と、利用の可能性等について十分お打ち合わせください。利用担当者はホームページで紹介しています。なお、打ち合わせ内容について、秘密保持を希望される場合は、 第1研究企画室へご相談ください。

課題採択後、実際に施設を利用するためには、どうしたら良いですか。

AVFサイクロトロン、3MVタンデム加速器、3MVシングルエンド加速器、400kVイオン注入装置の4つの装置については、前年1月に翌年度上期(4月~9月)、7月に下期(10月~翌年3月)の利用申込み(実験計画募集)を行いますので、所定様式の実験計画書をご作成の上、研究企画部(高崎)にお申し込みください。その実験計画に基づき、後日ビームタイムのご連絡させていただいます。
1号加速器およびコバルト60ガンマ線照射施設は、随時受付しておりますので、施設の空き状況をご確認いただいた上で、日程を予約いただき、実験開始日が属する週の2週間前までに電子申請にてお申込みください。なお、施設の空き状況をご確認の際には、必ず実験計画(試料情報や照射条件等)をご連絡ください。

実験日程が決定した後の手続きは、どうしたら、よいのですか。

各施設の受付担当より、提出書類やその期限をご連絡させていただきますので、その連絡に従って、実験日(1日目)が属する週の2週間前までにお手続きをお願いいたします。

ガンマ線照射を長期間照射したいのですが、申込み手続きに際して、利用申込み期間は最長どのくらいの期間で受け付けてくれますか。

利用申込みは、1回の実験毎にお申し込むことが原則ですが、ガンマ線照射試験のように長期にわたる実験の場合は、1回のお申込みにつき、最長3ヶ月までお申込み可能です。ガンマ線照射施設は、多くの利用者の方がご利用いただきますので、3ヶ月を越える照射期間の場合は、3ヶ月ごとにお申込みをお願いいたします。

実験に際しては、放射線業務従事者になることが必須ですか。また、そのために必要なことはなんでしょうか。

高崎量子技術基盤研究所の管理区域に入域し、実験を行ったいただきますので、法律に基づいて、放射線業務従事者になっていただく必要があり、そのために手続き(指定登録手続き)が必要です。また、放射線業務従事者の手続きに際しては、法律で定められた教育訓練が実施されていることと電離則に基づく特殊健康診断(管理区域に入域する日から遡って半年以内の受診日)の結果に基づいて「従事可」であることをご提示いただきます。その他、詳細につきましては、第1研究企画室にお問い合わせください。

放射線業務従事者指定登録手続きを行いたいのですが、学生のため、要件に該当する公的身分証明書等を所持していません。学生証では、手続きできないのでしょうか。

AVFサイクロトロン、3MVタンデム加速器、3MVシングルエンド加速器、400kVイオン注入装置および1号加速器の5つの装置のご利用に際しての指定登録手続きについて、学生の方は顔写真付き学生証で手続き可能です。ただし、コバルト60ガンマ線照射施設の管理区域は、防護区域という更に特別な区域になりますので、本来は、公的身分証明書のみの受付となりますが、学生の方は特例として顔写真付き学生証と顔写真のない公的身分証明書の2つを持って、手続きが可能です。

照射実験に際して、何か利用するための条件はありますか。

放射能を持ったものまたはそれらによって汚染されたもの、爆発・発火性のあるもの、悪臭や有毒ガスを放つもの、その他危険物の照射は受け付けられませんので、ご了承ください。また、遺伝子組み換えされたものや毒劇物に該当するもの等、高温・低温、高圧・減圧等の条件で実験を行いたい場合は、第1研究企画室まで事前にご相談ください。