関西光科学研究所 >> やさしい光科学 >> レーザーは自然界にあるのか
やさしい光科学
レーザーは、自然には存在しない状態を人工的に作り出すことによって、発生する特殊な光です。
そのため、自然界には存在しないと言われています。
レーザーの光をつくる方法は、電気を放電させる(ガスレーザー)、ある種のイオンをもつ結晶に光をあてる(固体レーザー)、半導体に電気を流す(半導体レーザー)、化学反応を使うレーザーなどがあります。
こうやって作られるレーザー光は方向、位相、波長が揃った自然界にはない特殊な光です。(このように揃った状態をコヒーレントといいます。)
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