関西光科学研究所 >> BLOG >> JAEA-QST放射光科学シンポジウム2017
BLOG
2017年3月1日(水曜日)
JAEA-QST放射光科学シンポジウム2017
2月23日(木曜日)、24日(金曜日)の2日間、兵庫県西播磨のSPring-8において量研機構(QST)、原子力機構(JAEA)、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム(JAEA & QST微細構造解析プラットフォーム)の主催による、JAEA-QST放射光科学シンポジウム2017が開催されました。参加者は延べ88人で会期中活発な議論が行われました。
初日はQST放射光科学研究センターのプログラムで、先端的放射光利用技術の開発、スピントロニクス研究に関わる講演が3件、物質・材料開発研究、金属水素化物、計算科学に関わる講演が4件、二日目はJAEA物質科学研究センターのプログラムで、放射光と中性子の連携利用による環境・エネルギー材料研究開発に関わる講演が4件、重元素科学の将来とホットラボ運営と人材育成に関わる講演が6件行われ、両法人の策定する新戦略に沿った大変力の入ったプログラム編成となりました。
初日のセッション終了後に行われた懇親会にも60名近くの参加があり大変な盛り上がりを見せました。今回のシンポジウムを通して、放射光が物質・材料科学を支える”目”として、また、社会に存在する様々な課題の解決手段として、より一層その重要性が増してきている、そのように感じました。
初日(23日)の集合写真
初日(QST側)の7人の講演者。熱のこもった講演をありがとうございました。
皆、真剣に講演を聴いていました。
休憩時間でも議論が続きました。