国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 小安重夫。以下「QST」という)が研究推進法人をつとめる、SIP第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」において、各研究開発テーマの研究開発責任者が選定されました。
戦略的イノベーション創造プログラム(以下、「SIP」という)は、総合科学技術・イノベーション会議が府省・分野の枠を超えて自ら予算配分して、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据えた取組を推進する国家プロジェクトです。
SIP第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」では、最先端の技術者による社会実装を通じて量子技術の活用を図るとともに、量子技術の活用者のすそ野を広げることで、Society5.0 の進展を加速することを目指しています。SIP第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」は、4つのサブ課題(量子コンピューティング、量子セキュリティ・ネットワーク、量子センシング、イノベーション創出基盤)で構成され、それらのサブ課題には、具体的な研究開発目標を掲げた研究開発テーマが設定されています。
今回、公募した4つのサブ課題の各研究開発テーマに応募された研究開発提案について、QSTが設置した公募審査委員会において、書類審査と面接審査を実施しました。その結果、21件の研究開発提案が採択され、それらの研究開発を実施する研究開発責任者18名が選定されました。
SIP第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」の公募審査結果
結果一覧はこちら(公募審査結果一覧(PDFリンク))。
サブ課題ごとの結果は以下の通り。
(1)量子コンピューティング
(1)量子コンピューティング審査結果 [PDFファイル/157KB]
(2)量子セキュリティ・ネットワーク
(2)量子セキュリティ・ネットワーク審査結果 [PDFファイル/152KB]
(3)量子センシング
(3)量子センシング審査結果 [PDFファイル/151KB]
(4)イノベーション創出基盤
(4)イノベーション創出基盤審査結果 [PDFファイル/147KB]
公募審査委員会委員名簿