現在地
Home > 分類でさがす > お知らせ・ご案内 > ニュース > 量研 > > 科学と未来の学校2019で講演しました

科学と未来の学校2019で講演しました

掲載日:2020年1月16日更新
印刷用ページを表示

 1月13日(月曜日・祝日)に、科学と未来の学校2019(主催・会場:千葉市科学館)の第3回目の講座として、QST未来ラボ 宇宙量子環境研究グループの小平 聡グループリーダーが「顕微鏡を作って宇宙放射線の足跡を見てみよう!」をテーマに講演しました。

 宇宙では炭素や鉄などの原子核が飛び交っていること、宇宙飛行士などヒトに当たった場合は健康影響の心配があるため、国際宇宙ステーション(ISS)の放射線量を測る研究をしていることをお話しました。「宇宙放射線の量は、地上と宇宙とでどのくらい違うと思う?」「原子核はどのくらいの速さで飛んでいると思う?」など質問を投げかけると、子どもたちから色々な答えが上がりました。子どもたちからも、放射線が当たってDNAに傷が付いたらヒトに変異が起きたりしないのかなど、たくさん質問をいただきました。

 最後に、ガラスビーズをレンズ代わりにした顕微鏡を手作りして、実際にISSに搭載したプラスチック(測定器)に宇宙放射線が当たってできた跡を観察していただきました。会場のあちこちから「見えた!」「すごい!いっぱい見える!」と歓声が上がりました。

 

 ご来場いただき、誠にありがとうございました。

 

 

会場の様子

会場の様子