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ロシア連邦保健省国立放射線医学研究センターと重粒子線の医療応用分野における協力取決めの締結について

掲載日:2020年3月3日更新
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 本日、ロシア連邦保健省国立放射線医学研究センター(NMRRC)との間で、重粒子線の医療応用分野において協力することに合意し、協力取決めを締結しました。

 重粒子線がん治療及び放射線腫瘍学の分野における学術情報の交換、人材交流、教育・訓練、共同研究等を実施することになります。期間は5年間です。

 当機構は、重粒子線がん治療の有効性と安全性を世界で初めて証明し、人類の福祉向上のため本治療法の普及と更なる高度化に取り組んでいます。

 海外では重粒子線がん治療は現在欧州とアジアで行われており、米国でも導入が検討されているところですが、まだ限られた治療法です。今回、ロシア連邦保健省が所管するロシア最大規模の医療研究センターと協力を行うことで、重粒子線がん治療の研究交流や人材育成が促進され、その裾野がより一層拡大されることを期待します。

理事長 集合写真

中野部門長(QST) 野田理事(QST)  シラノヴィーツキー参事官(ロシア大使館)   シェガイ理事(NMRRC)

     平野理事長(QST)                カプリン理事長(NMRRC)