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水素エネルギー変換デバイスプロジェクト

プロジェクト概要

近年、グリーン成長戦略(経済産業省、2021年改定)などで2050年までのカーボンニュートラル実現が提唱されたことを契機に、水素エネルギー市場が急速な拡大をみせており、それに対応した技術開発が必要とされています。本プロジェクトでは、QST第1次中期(2016~2023年)で開発してきた量子ビーム技術(イオン・電子ビーム照射、レーザープロセシング、放射光分光)や第一原理計算技術を有機的に組み合わせ、水素エネルギーを利用した発電や水素エネルギー貯蔵、水素エネルギー製造に役立つ材料を、量子科学技術を応用して開発します。そして、開発した材料を組み込んだ、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に役立てるエネルギー変換デバイス等を試作・性能評価することにより、水素エネルギーの新たな可能性を提案することを目指します。

      fig1