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核融合エネルギー研究開発部門_アウトリーチ活動報告/20070207/ブローダー・アプローチ活動の共同実施のための協力協定に署名

掲載日:2018年12月26日更新
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ブローダー・アプローチ活動の共同実施のための協力協定に署名の画像

 平成19年2月5日に、麻生太郎外務大臣とヒュー・リチャードソン駐日欧州委員会代表部大使は、東京(外務省飯倉公館)において、核融合エネルギーの研究分野におけるブローダー・アプローチ活動の共同実施のための日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定に署名した。
 ブローダー・アプローチ計画は、ITER計画を補完し、将来の動力用原型炉のための研究開発の実施及び先進的な技術の開発により平和的目的の核融合エネルギーの早期の実現を目指すもので、この協定の下で、国際核融合炉材料照射施設(IFMIF)のための工学実証及び工学設計活動、国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)(以上青森県六ヶ所村)、及びサテライト・トカマク計画(茨城県那珂市)の3つのプロジェクトに共同で取組む。この協定の実施期間はITERの建設期に合わせて10年間、920億円の事業費は日欧で平等に負担する。各プロジェクトへの参加は、他のITER加盟国も可能となっている。
 独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長:岡崎俊雄 以下「原子力機構」)は政府より指定を受けてブローダー・アプローチ活動の実施機関となる予定である。

  1. 国際核融合炉材料照射施設のための工学実証及び工学設計活動(IFMIF-EVEDA、青森県六ヶ所村)
    将来の核融合エネルギーの実現のためには、動力用原型炉の中の機器が受ける高熱負荷及び高い中性子束照射の条件の下で耐久性があり放射化の少ない材料が必要である。このためIFMIFを用い、先進的な材料の試験を行い、適性を調べる。工学実証及び工学設計活動では、IFMIFの建設のために詳細で完全な、かつ十分統合されたIFMIFの工学設計の完成及び重要な施設、設備の実証を目指す。
  2. 国際核融合エネルギー研究センター(IFERC、青森県六ヶ所村)
    国際核融合エネルギー研究センターは、動力用原型炉の実現に向けて、その概念設計及びそのための研究開発の調整、計算機シミュレーション及びITER遠隔実験実現に関する活動を行う。
  3. サテライト・トカマク計画(茨城県那珂市)
    JT-60は、この協定の枠組の下でITERの「サテライト」施設として、先進超伝導トカマクJT-60SAに改修される。サテライト・トカマク計画は、ITER実験の効率的な運転開始及び動力用原型炉に向けた研究のために、運転シナリオの開発及び重要な物理学上の問題に取り組む。

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