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核融合エネルギー研究開発部門_アウトリーチ活動報告/2009617/ITERダイバータ外側垂直ターゲットの調達取決めに調印

掲載日:2018年12月26日更新
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平成21年6月18日
(独)日本原子力研究開発機構
核融合研究開発部門

イーター・ダイバータ外側垂直ターゲットの調達取決めに調印ーダイバータの調達が開始ー

 日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)は、6月17、18日に水戸で開催されました第4回イーター理事会において、第1日目(17日)の終了後に、イーター・ダイバータを構成する高熱負荷機器の一つである外側垂直ターゲット(以下、外側ターゲット)の調達取決めをイーター機構と締結しました。今後、ダイバータの調達が開始されます。
 日本原子力研究開発機構はこれまで外側ターゲット(図1参照)を調達する準備を進めてきました。イーター・ダイバータの調達を行うには、調達開始前に調達を実施する参加極(日、欧、露)が試験体を製作し、イーター機構が実施する評価試験に合格する必要があります。この評価試験に合格した後に、次のステップであるプロトタイプの製作や実機ダイバータの調達を開始することができます。このため、日、欧、露のダイバータ調達を分担する極は高熱負荷機器の技術的課題を網羅した中型のダイバータ試験体(ダイバータ評価試験体)を製作し、ロシア・サンクトペテルブルクにあるエフレモフ研究所に送り、同研究所の電子ビーム加熱試験装置を用いて、同一条件で高熱負荷試験を実施しました。
 高熱負荷試験の結果、原子力機構が開発した評価試験体(図2参照)は、試験中に耐熱性能の劣化は見られず、イーター・ダイバータの要求条件を満たすことを確認し、他の調達参加極に先駆けて評価試験に合格し、この結果を受けて調達取決めを締結しました。
 今回の調印を受け、原子力機構では、外側ターゲット調達の最初のステップとして、平成21年度より、外側ターゲット実規模プロトタイプの製作及び試験に着手します。

イーター・ダイバータと日本が調達を実施する外側ターゲットの構造の画像
図1:イーター・ダイバータと日本が調達を実施する外側ターゲットの構造

完成したダイバータ評価試験体の画像
図2:完成したダイバータ評価試験体

イーター機構長(右)と長岡原子力機構国際部長(左)の画像
図3:ダイバータ調達取り決めに調印し、握手を交わす池田 イーター機構長(右)と長岡原子力機構国際部長(左)