那珂核融合研究所では開かれた研究所と地域共生を目的とした活動の一環として、地元教育機関の理科教育への支援のため、出張授業に関する資料を県内各学校へ送付しています。
今年1月に送付した上記の案内状をご覧になった水戸短期大学附属高等学校から開催要請の連絡を受け、2011年3月7日(月曜日)に動向の1年生を対象とした出張授業を行いました。
核融合について学ぶ講義の他に、液体窒素、霧箱、人工ダイヤモンド等を使った実験を行いました。普段の授業では扱う機会の少ない物質等を使った実験を通して、生徒達は楽しみながら科学に親しみ、核融合について学んでいる様子でした。
授業後回収したアンケートには、“「核融合」が世界のために役立ったら良いなと思った”“自分もこのような研究(核融合研究)に携わりたいと思った”との感想も寄せられ、高校生に核融合の将来性を充分にアピールする事ができました。
(那珂 管理部 総務課/核融合研究開発部門)