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播磨地区開催

関西光科学研究所 | 第13回QST播磨セミナー定置式水素エネルギーシステムの研究開発と実証

掲載日:2019年11月21日更新
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第13回QST播磨セミナー

定置式水素エネルギーシステムの研究開発と実証

 

講演者

遠藤 成輝
(国立研究開発法人産業技術総合研究所 再生可能エネルギー研究センター)

職位 主任研究員
場所 放射光物性研究棟4階QST応接室
日時 2019年11月21日(木曜日)10時00分~11時00分
使用言語 日本語

定置式水素エネルギーシステムの研究開発と実証
​Development and demonstration of a stationary H2 energy system

遠藤 成輝
(国立研究開発法人産業技術総合研究所 再生可能エネルギー研究センター)

要旨

 日本における建物関連からのCO2排出量は全体の40%にも上り、その排出量は自動車(トラック・バイクを含む)より遥かに多い。低燃費化や電化が進んでいる自動車のCO2排出量は年々下がっているが、建物関連ではエネルギー消費量が増加し、CO2排出量は増加傾向にある。また昨年閣議決定された第5次エネルギー基本計画においては、2020年からZEB(Net Zero Emission/Energy Building)の実現が明記されており、建物由来CO2排出量の削減が急務である。水素は利用時にCO2を排出せず、太陽光や風力等といった再生可能エネルギーから水素を製造し利用すれば、CO2排出量を大きく削減できると考えられている。また水素には長期間貯蔵可能といったメリットもあるため、CO2排出削減に加え、建物の防災機能向上も期待できる。近年、台風等による大規模停電が発生し、レジリエントな建物の重要性が改めて認識されている。産業技術総合研究所(産総研)では、水素貯蔵法に合金を選び、定置式の水素エネルギーシステムの研究開発を行っている。合金水素貯蔵のメリットとして、高体積密度・マイルドな運転条件・法規制が少ないということが挙げられ、制約の多い街区にも導入し易い。本発表ではこれまでの取組みと、実施中の実建物における実証について紹介する。

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