第28回QST播磨セミナー
希少な元素を使わずにアルミニウムと鉄で水素を蓄える, マテリアルズ先端リサーチインフラでのデータ構造化の進捗状況
講演者 |
齋藤 寛之 グループリーダー (放射光科学研究センター 高圧・応力科学研究グループ) |
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場所 | Webex Meeting |
日時 | 2021年9月22日(水曜日)14時00分~15時00分 |
使用言語 | 日本語 |
齋藤 寛之 グループリーダー
(放射光科学研究センター 高圧・応力科学研究グループ)
題目1:希少な元素を使わずにアルミニウムと鉄で水素を蓄える
Remote experiments at domestic and international synchrotron Hydrogen storage with earth abundant metals
概要
資源量が豊富なアルミニウムと鉄を組合せた合金で水素が蓄えられることを発見した。従来のように希少な元素を含むことなく、コンパクトに水素を蓄えられる水素吸蔵合金ができる可能性を示すものである。本成果は機構内外との有機的な連携の元で実現に成功したものである。それらの枠組みと今後の方針についても合わせて紹介する。
題目2:マテリアルズ先端リサーチインフラでのデータ構造化の進捗状況
Current situation of data structuring in Materials Advanced Research Infrastructure project.
概要
高温高圧合成実験で蓄積されるデータの構造化について、マテリアルズ先端リサーチインフラのプロジェクト内で検討を進めている。基本的な考え方、これまでの進捗と、今後の方針について、現場レベルの実作業を元に報告する。