重粒子線がん治療装置(HIMAC)共同利用研究について
重粒子治療の世界で最も豊富な経験と実績を持ち「生物研究」「物理工学研究」「臨床研究」「装置開発」を行い「人材育成」も可能な唯一の施設です
超加速する前の線形加速器エネルギーを利用した中エネルギービーム照射室
大気中照射が可能な生物照射実験室
治療装置コンセプト、治療経験のノウハウを活かした正確、かつビーム幅やビーム強度、深度などアレンジの利く照射実験ができます
もちろん、模擬宇宙空間での耐性実験もできます
ご予約いただいた時間に、ほぼ確実に照射可能
生物照射室前室作業スペースもありユーザーファーストな環境も用意
大気中照射、高エネルギー放射線の照射が可能な実験室や都心から最も近い宇宙空間 で実験、共同研究しませんか?
HIMAC利用希望、技術相談などのご相談は q-consult@qst.go.jp へご連絡ください
千葉サイクロトロン
千葉で宇宙の放射線環境を模擬できます
陽子による放射線耐性試験
人工衛星などが飛び交う宇宙空間は、太陽や銀河からやってくる放射線に満ちています。
放射線は人工衛星などの宇宙機に搭載される半導体デバイスなどの特性を劣化させたり、シングルイベントなどの誤作動や損傷の原因となります。人工衛星を打ち上げる前に地上で放射線耐性試験を行うことで、どのくらいの頻度で誤作動や損傷が起こるのか、起こった時に人工衛星のミッションにどの程度の影響を及ぼすのかを知ることができ、対策をすることができます。
半導体だけでなく、材料の特性変化試験も行えます。
ガラスの変色や透過率の変化
材料の伸縮や曲げなどの変化
照射試験にかかる料金は?
料金の大まかな目安として照射試験を6時間実施した場合、約50万円(税別)となります。
PIXE分析用加速器システム PASTA
PIXE分析で材料の不純物を高精度定量、元素分布の画像化も!
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