平成30年7月3日「次世代放射光施設(軟X線向け高輝度3GeV級放射光源)官民地域パートナーシップ具体化のためのパートナー募集」において、「一般財団法人光科学イノベーションセンターを代表機関とする、同財団、宮城県、仙台市、国立大学法人東北大学、及び一般社団法人東北経済連合会」が、パートナーとして選定されたとの文部科学大臣による発表がありました。
これまで本件に携わってきた方々の努力に心から敬意を表します。
量研は、既に文部科学省より「官民地域パートナーシップによる次世代放射光施設の具体化等を進めるため、同施設の整備・運用の検討を進める国の主体」との位置付けを頂いておりますが、今回のパートナー決定により、両者による協議を開始し、早急に次世代放射光施設の整備運用に関する詳細を具体化するための検討・調整を図って参りたいと考えております。
その上で、関係各位のご理解を得ながら、パートナーと量研の協力により、学術及び産業等の各界から寄せられた次世代放射光施設の実現に向けた高い期待に応えるべく、着実な事業の推進を図って参りたいと考えているところです。
なお、私自身もなるべく早い機会に、建設予定地を視察するとともに、関係する方々と、今後の協力について意見交換を行いたいと考えております。
本件問い合わせ先
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
高輝度放射光源推進準備室 内海 渉
(Tel)070-4459-9273