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量研がIAEA総会に日本ブースのメンバーとして参加しました

掲載日:2018年12月26日更新
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9月18日から22日まで,オーストリア・ウィーンにおいて第61回国際原子力機関(IAEA)総会が開催され、量研はIAEA総会の併設展示に日本ブースのメンバーとして参加しました。
日本ブースとして明確にメッセージを発信するためにオールジャパンの体制で展示活動に取り組むべきとの呼びかけにより、3年前から内閣府主導で、原子力産業協会が実務全体の調整役となり、参加機関が集まって展示内容や手法について毎年協議しながら展示の準備を進めています。
今年の日本ブースは“Life, Safety and Prosperity”というテーマを掲げ、赤と白を基調とした日本をイメージさせるデザインのブースに模型などを配置して、原子力の平和利用における日本の研究開発努力と高い技術力をアピールしました。
今回は新しい試みとして日本ブースのオープニングセレモニーを行い、松山科学技術政策担当大臣と天野IAEA 事務局長にそれぞれご挨拶いただいた後、福島の日本酒や現地のワインなどの飲み物を来場者に提供し乾杯しました。
量研は、量子メスの模型を使った次世代型がん治療装置プロジェクトの説明、そしてイオンビームの育種技術を利用して作った日本酒を紹介し、量研の幅広い活動をアピールしました。5日間の会期中に日本ブースを訪れた来場者はのべ820名にのぼり、オールジャパンとしてより一体感が増した展示活動は、盛況のうちに無事終了しました。

IAEA総会が開催された本部の画像
IAEA総会が開催された本部

日本ブースで挨拶する天野IAEA事務局長の画像
日本ブースで挨拶する天野IAEA事務局長

日本ブース前での天野IAEA事務局長(写真左5番目)と野田放射線医学総合研究所長(写真右6番目)の画像
日本ブース前での天野IAEA事務局長(写真左5番目)
と野田放射線医学総合研究所長(写真右6番目)

レーザー駆動加速器を備えた重粒子線がん治療装置の画像
レーザー駆動加速器を備えた重粒子線がん治療装置