2016年8月2日、千葉大学アカデミック・リンク・センター1階 コンテンツスタジオ「ひかり」にて、量研と千葉大学との協働セミナーを開催しました。このセミナーは協力関係の強化と新たな連携の展開に向けて、量研の島田理事と千葉大学の中谷理事が中心となり企画したものです。
セミナーは以下の6つのテーマで構成され、冒頭の「新奇材料開発・構造解析」では、高崎量子応用研究所先端機能材料研究部の前川康成部長と千葉大学大学院工学研究科バイオマテリアル研究室の齊藤恭一教授が発表を行いました。12名の研究者が登壇し、それぞれが進めている研究内容や新たな連携による可能性の紹介などを行いました。また、テーマごとに研究者同士の連携に向け、活発なディスカッションが行われました。
この協働セミナーをきっかけに、両機関が持つ強みを生かした新規研究テーマが開拓され、連携研究や融合研究が一層推進されることが期待されます。
今回発表された6テーマ
新奇材料開発・構造解析
量子イメージング・画像解析
免疫・がん
レーザー技術
光・量子科学・キラリティ
加速器技術
写真1 開会の挨拶をされる中谷理事（千葉大学）
写真2 セミナーの趣旨説明をする島田理事（量研）
写真3「先端機能材料に関する研究開発」について発表する前川部長（量研）
写真4 「協働製品第一号 Cs吸着繊維GAGA」について発表される齊藤教授（千葉大学）
写真5 会場の様子