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職員へインタビュー

掲載日:2018年12月26日更新
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インタビューの画像入構 年度 平成24年度

現在の部署名 放射線医学総合研究所・加速器工学部

卒業学部・学科 理学部・物理学科

Q1.志望動機について教えてください。

博士論文のテーマとして「加速器」、特に「シンクロトロンを用いた粒子線治療の性能向上」を目指した研究に取り組んでいたため、これまでに得た自分の知識や経験を生かしながら、さらに新しい課題にも挑戦を続けられると思い、重粒子線治療分野の研究開発で世界をリードする独立行政法人放射線医学総合研究所(当時)の研究員募集に応募しました。大学院在籍時には、放医研の大学院課程研究員としても所属しており、そのときに開発した装置が実際の放医研での治療に使われ、自分の研究成果が間近で実用化されるという経験にやりがいを感じたことも、またひとつの志望理由だと思います。

Q2.現在の業務内容について教えてください。

粒子線治療の高度化を目指し、加速器や粒子線ビームの性能向上にかかわる研究や、治療装置の小型化などにかかわる技術開発を行っています。また、放医研で日々行われている重粒子線治療を安定に進めるための加速器・照射装置の運転維持管理も行っています。

Q3.仕事をする上で大切にしていることについて教えてください。

目標・課題に対して、より良いアイデアを生み出すこと。そしてそれは独創的なほど良いと思っています。また、大きな目標・課題に対してチームとして取り組むことがほとんどですし、コミュニケーションも非常に重要だと思っています。話し合いの中で新しいアイデアが生まれたり磨かれたりすることが大変多いです。

Q4.QSTの魅力や仕事をする上でやりがいを感じることについて教えてください。

人に役立つ研究ができることが魅力だと思います。困難な課題を克服した上で、自分たちが行った研究成果が生かされ、人のために使われることは大きなやりがいとなります。

Q5.ご自分の将来の目標および夢についてお聞かせください。

自分が興味を持ち熱中できるテーマに取り組み続け、一つでも多くの新しい発見をできればと考えています。

Q6.OFFはどのように過ごされていますか?

主に家族と過ごしています。連休があれば、6年ほど前から始めた日本100名城スタンプラリーのため、国内の各地を旅しています。現在までに60カ所ほどまわりましたが、まだ40カ所近く残っているため、まだまだ制覇には時間がかかりそうです。

Q7.就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

就職活動では、いろいろと考えて準備したのに失敗することもあるかと思います。研究職も同じです。めげずに一緒にがんばりましょう。