現在地
Home > 播磨地区開催 > 関西光科学研究所 | 第17回QST播磨セミナー ARPESで探る局所領域の電子状態

播磨地区開催

関西光科学研究所 | 第17回QST播磨セミナー ARPESで探る局所領域の電子状態

掲載日:2020年11月12日更新
印刷用ページを表示

第17回QST播磨セミナー

ARPESで探る局所領域の電子状態

 

講演者

岩澤 英明 主幹研究員(関西光科学研究所 放射光科学研究センター 磁性科学研究グループ)

場所 Webex Meeting
日時 2020年11月25日(水曜日)14時00分~15時00分
使用言語 日本語

 

顕微ARPESで探る局所領域の電子状態

岩澤 英明 主幹研究員

(関西光科学研究所 放射光科学研究センター 磁性科学研究グループ)

概要

 角度分解光電子分光(ARPES)は、物質内部の電子状態を直接観測できる強力な実験手法である。先端的なARPES計測手法の1つである顕微ARPESは、高空間分解能を活かした局所領域の電子状態の計測やオペランド計測の観点から注目を集めている。本講演では、これまでに開発を行った顕微ARPES装置(広島大学放射光科学研究センターのレーザー・マイクロARPES装置やDiamond Light SourceのナノARPES装置)や、それらを用いた銅酸化物高温超伝導体の局所領域における電子状態について説明する。さらに、現在取り組んでいる機械学習を用いた顕微ARPESデータ解析についても紹介する。