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【2021年6月23日開催】関西光科学研究所 | 第24回QST播磨セミナー 反強磁性モット絶縁体の時間分解スピン構造因子の逆位相振動

掲載日:2021年6月2日更新
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第24回QST播磨セミナー

反強磁性モット絶縁体の時間分解スピン構造因子の逆位相振動

講演者

筒井健二 上席研究員(放射光科学研究センター 量子シミュレーション研究グループ)

場所 Webex Meeting
日時 2021年6月23日(水曜日)14時00分~15時00分
使用言語 日本語

 

反強磁性モット絶縁体の時間分解スピン構造因子の逆位相振動
Antiphase Oscillations of the Time-Resolved Spin Structure Factor in Antiferromagnetic Mott Insulators

筒井健二 上席研究員

(放射光科学研究センター 量子シミュレーション研究グループ)

概要

 

 ポンプ・プローブ分光や時間分解光電子分光等によってなされてきた超高速ダイナミクスの研究に対する新たなアプローチとして,時間分解共鳴非弾性X線散乱(trRIXS)の実験及び理論的研究が行われ始めている.我々は反強磁性モット絶縁体に対するtrRIXSを念頭に,二次元ハバード模型の光励起状態のスピン及び電荷励起スペクトルを大規模数値計算等により理論的に調べた.その結果,ポンプ光照射後のスピン励起スペクトルに特徴的な時間的振動が生じることが分かった.すなわち,ポンプ光の電場に対して平行方向と垂直方向で振動が逆位相になることを見いだした.このようなスピン励起スペクトルの特徴がtrRIXSで将来観測できると考えられる.