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プレスリリース

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期 課題「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」研究責任者の確定について

掲載日:2018年11月15日更新
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発表のポイント


 SIP第2期課題「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」において、平成30年度の4つの研究課題について、それぞれ1名ずつ研究責任者が確定した。

 


  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫。以下「量研」という。)が管理法人をつとめる、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第2期課題「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」における、平成30年度研究責任者が確定しました。
SIPは、総合科学技術・イノベーション会議が府省・分野の枠を超えて自ら予算を配分し、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据えた取組を推進するものです。
本課題「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」では、サイバーフィジカルシステム(CPS)の構築がSociety 5.0 実現の鍵である一方、Society 5.0 実現に向けた投資を阻むボトルネックが存在していることから、我が国が強みを有する光・量子技術を活用し、これらのボトルネックを解消可能な重要技術を厳選・開発します。
今般、公募した4つの研究課題に対して10件の応募があり、量研に設置した公募審査委員会において書類選考と面接選考を実施しました。その結果をもとに量研が研究責任者を選定し、PD(西田 直人・株式会社東芝 特別嘱託)及び内閣府の了承を経て、各研究課題の研究責任者4名が確定しました。


 
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期
課題「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」
採択課題、研究責任者及び研究開発機関について

(1)レーザー加工


(1)CPS型レーザー加工機システム研究開発
採択課題:CPS型レーザー加工機システムによるスマート製造推進拠点
研究責任者:小林 洋平(国立大学法人東京大学 物性研究所教授)
代表研究開発機関:国立大学法人東京大学
共同研究開発機関:(なし)
 
(2)空間光制御技術に係る研究開発
採択課題:高精度・高スループットレーザー加工のための空間光制御技術開発
研究責任者:豊田 晴義(浜松ホトニクス株式会社 中央研究所 研究主幹)
代表研究開発機関:浜松ホトニクス株式会社
共同研究開発機関:国立大学法人宇都宮大学
 
(3)フォトニック結晶レーザーに係る研究開発
採択課題:フォトニック結晶レーザーの高輝度化およびスマート化の研究開発
研究責任者:野田 進(国立大学法人京都大学 大学院工学研究科 教授)
代表研究開発機関:国立大学法人京都大学
共同研究開発機関:三菱電機株式会社、ローム株式会社

(2)光・量子通信


(1)量子暗号技術
採択課題:量子暗号技術と量子セキュアクラウド技術に関する研究開発
研究責任者:藤原 幹生(国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT 研究所量子ICT 先端開発センター 研究マネージャー)
代表研究開発機関:国立研究開発法人情報通信研究機構
共同研究開発機関:日本電気株式会社、株式会社東芝、学習院大学、
国立大学法人東京大学、国立大学法人北海道大学、
株式会社ZenmuTech


(以上)