2017年7月25日(火曜日)、26日(水曜日)に東京ベイ幕張ホール(千葉市美浜区)にて、「第1回QST国際シンポジウム」を開催し、産官学多方面から400名を超す方々に参加いただきました。
本シンポジウムでは、最先端の量子科学技術と生命科学の融合による新しい研究分野である「量子生命科学」について、国内外から招へいした著名な研究者やQST研究者らが2日間にわたり議論を展開しました。
6つのセッションにわたり、海外から11名、国内から9名の演者によって、生命現象における量子力学的効果の発現から、量子力学に基づくDNA損傷回復等の生命現象の解明、最新の量子計測技術を利用した生命科学研究まで、幅広い話題についての講演が行われました。
また会期中に、“Joshikai(ジョシカイ)for Future Scientists -International Mentoring Workshop in Science and Engineering-”を OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)と合同で開催し、国内外の科学技術分野の第一線で活躍する女性達と理系志望の女子高生が講演やグループディスカッションを通じて、科学者・技術者としてキャリアを積む上で直面する課題などについて意見交換が行われました。
合同懇親会では60名がポスター発表し、使用した装置の仕様や得られた研究成果等について、情報交換を行う姿が各所で見られました。
2日間にわたり非常に活発な議論が行われ、この新しい研究分野が確かな一歩を踏み出したことが感じられるシンポジウムとなりました。
※シンポジウムの開催概要については【開催終了】第1回国際シンポジウム「量子生命科学 -Quantum Life Science-」についてをご覧ください。
シンポジウムの様子
シンポジウム合同セッション
平野理事長による開会挨拶
(開会挨拶全文はこちら)
水落文部科学副大臣ご挨拶
島尻内閣府大臣補佐官ご挨拶
Claudie Haigneré氏ご挨拶
Johnjoe McFadden博士による基調講演
シンポジウム会場
メイン会場
シンポジウム講演者
総合討論
Joshikaiワークショップ
ワークショップ中心メンバー、島尻内閣府大臣補佐官、NEA事務局
ワークショップ
合同懇親会・ポスター研究発表
会場