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サイエンスアゴラ2026に出展~ダイヤモンドがセンサーに!?~

掲載日:2026年8月20日更新
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サイエンスアゴラ2026に出展~ダイヤモンドがセンサーに!?~

 

 QST(キューエスティ)が開発を進めている将来の高性能センサーであるNVダイヤモンドセンサー(エヌブイ:窒素‐空孔をもつダイヤモンド量子(りょうし)センサー)に関する展示と工作を実施します。
 本出展では、パズル遊びとして、QSTが開発を進めている量子センサーの材料であるNVダイヤモンドの結晶格子模型を制作します。また、本物のNVダイヤモンドの発光現象を参加者自身が自分の眼で観察します。研究者がその原理について参加者の年代に応じて判り易く解説します。
 ご来場お待ちしております。

イベント概要

タイトル:ダイヤモンドがセンサーに!?
日時:令和8年(2026)9月12日(土)・13日(日)
場所:テレコムセンタービル 5階(量子科学技術研究開発機構 513ブース)
入場:無料
詳細:サイエンスアゴラ2026 / Science Agora 2026

展示内容

●NVダイヤモンドの結晶格子模型(けっしょうこうしもけい)を手作りします。
(図1参照:NVダイヤモンド模型)

●NVダイヤモンドからの発光現象の観察
 NVダイヤモンドの小さな粒に緑色光のレーザーポインターを当てます。
 すると、不思議なことに「赤い光(蛍光:けいこう)」が見えます。(図2参照)。
NVDiamondModel 

本出展について

 QSTでは、次世代の高性能センサーとして「NVダイヤモンドセンサー(量子センサー)」の研究開発を進めています。NVダイヤモンドとは、ダイヤモンドの結晶中で炭素(C)原子の一つが窒素(N)原子に置き換わり、その隣に空孔(Vacancy)が存在する構造を持つ材料です。この構造は周囲の環境変化を非常に敏感に捉え、それに応じて量子状態が変化するという特性を有しており、この特性をセンサーとして活用しています。  

 量子センサーは、温度、磁場、電場、pHなどを超高感度かつ広い測定範囲で計測できるだけでなく、複数の情報を同時に測定できるという特長を持っています。また、ナノメートル(10億分の1メートル)サイズの粒子でも機能するため、細胞レベルでの温度やpHの計測が可能です。このため、生命現象の解明やがんの発症過程の研究など、医療・生命科学分野への応用が期待されています。

 本展示では、NVダイヤモンドの結晶格子模型の製作を通して、わずかな原子配列の違いによってダイヤモンドが超高性能な量子センサーへと変化することを体験的に学んでいただきます。