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関西光科学研究所 | トピックス:播磨高原東中学校にて出前授業を実施しました。

掲載日:2014年1月17日更新
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播磨高原東中学校にて出前授業を実施しました。

 

関西光科学研究所(播磨地区)では、平成25年10月31日(木曜日)及び平成26年1月16日(木曜日)に播磨高原東中学校にて物理実験を主とした「出前授業」を実施しました。

平成25年10月31日(木曜日)は、3年生を対象に量子ビーム応用研究部門の高橋正光グループリーダー、遠藤成輝博士研究員、仲田侑加特別研究生が講師となり、「水素エネルギー」をテーマに出前授業を行いました。生徒たちは講師とともに水素燃料電池を製作し、水素発生から水素を燃料電池として利用するまでの一連した実験を行い、水素発生と燃料電池のメカニズムを学びました。その後の講義では「エネルギー・環境問題」まで及び、生徒たちは幅広い知識を修得することができたと感じられました。同校を訪れていた「たつの市教育委員会」の方々も興味をもって見学をされていました。

平成26年1月16日(木曜日)には、1年生を対象に同部門の藤森伸一主任研究員が講師となり、虹を例にした「光」に関する講義を行うとともに、天体望遠鏡の製作し、2年生を対象に同部門の菖蒲敬久副主任研究員が講師となり、電流と磁界に関する講義を行うとともに超伝導現象を利用した浮遊実験を実施しました。

水素燃料電池及び天体望遠鏡の製作並びに超伝導浮遊実験については、初めて体験する生徒がほとんどであり、水素燃料電池及び天体望遠鏡の完成直後や超伝導浮遊の成功時には生徒たちから歓声と拍手が起こり、生徒、講師ともに非常に充実した出前授業となりました。

最後に各講師から「これらの実験等がきっかけとなり、播磨高原東中学校から人類の未来を切り開く科学者が出ることを期待しています。」とのメッセージを送り、出前授業を終了しました。

3年生対象の 「水素エネルギー」の講義
3年生対象の「水素エネルギー」の講義

1年生対象の「光」の講義
1年生対象の「光」の講義」

2年生対象の「超伝導実験」
2年生対象の「超伝導実験」