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関西光科学研究所 | 所長挨拶

掲載日:2019年4月1日更新
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ご挨拶

 

関西光科学研究所は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(量研)の研究開発拠点として、量研の重点研究領域である「量子光学」と「量子材料・物質科学」の最先端の研究開発を行うとともに、イノベーション創出に向けて、研究成果の産業・医療応用を進めています。

関西光科学研究所には、けいはんな学研都市の木津地区(京都府木津川市)にある光量子科学研究施設と播磨科学公園都市の大型放射光施設SPring-8の中の播磨地区(兵庫県佐用郡佐用町)の放射光科学センターがあります。木津地区では、世界トップクラスの高強度レーザー装置「J-KAREN(ジェイ カレン)」を始めとする最先端のレーザー技術と高度なシミュレーション計算を基盤として、電子やイオンのレーザー加速などの高強度場科学や、物質の変化や生命現象の瞬間を捉える超高速計測技術などの最先端の量子科学技術研究を推進するとともに、非侵襲の血糖値測定、トンネルを遠隔かつ高速に検査する技術等の身近な生活に役立つレーザー技術の開発も行なっています。播磨地区では、大型放射光施設SPring-8の2本の専用ビームライン(BL11XUとBL14B)において、独自に開発した超単色メスバウアー分光技術等や円二色性分光計測技術などの優れた材料観察・分析技術と計算機シミュレーション科学を組み合わせることで、水素貯蔵材料や磁性・スピントロニクス材料をはじめとする環境・エネルギー材料等の構造や品質、機能発現機構などの研究を推進しています。また、木津地区に併設されている「きっづ光科学館ふぉとん」では、将来を担う子供たちに光の不思議さ、光が引き起こす様々な現象に触れていただくことを通じて、私たちの生活、命(医療)、エネルギーを支える量子科学技術を身近に感じてもらうことをめざしています。

高性能レーザー技術や放射光利用技術などの総称である「光科学技術」は、近年著しい発展を遂げており、産業・学術を支える基盤技術として幅広い分野において貢献しています。その一方で未踏分野もまだまだ数多くあり、その開拓による新しい知の創造を通じて更なる光科学技術の可能性が拡がっていくことが期待されます。

関西光科学研究所は、「光」をキーワードとして我が国の量子科学技術の発展とイノベーションの創出へ貢献する研究拠点としての役割を果たすとともに地域の皆様に愛される開かれた研究所となれるよう、職員一同、より一層努力してまいります。皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

 

平成31年4月1日
河内 哲哉(かわち てつや)
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
量子ビーム科学部門 関西光科学研究所長
kawachi.tetsuya@qst.go.jp

関西光科学研究所 所長 河内哲哉(かわちてつや)の画像

 

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