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2016年12月14日（水曜日）
財務省近畿財務局長のご視察
12月13日（火曜日）に財務省近畿財務局の美並義人局長殿、総務部経済調査課の三井敬謙課長殿、秘書の津本泰宏殿による関西研木津地区研究施設の視察が行われました。約30分間の関西研の概要説明の後、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）で開発中のレーザーによるトンネルコンクリートの欠陥検査技術の屋外試験装置、関西研の誇る世界トップクラスの高強度レーザーのJ-KARENレーザー、次世代超小型加速器の実現を目指したレーザーによる新しいイオンや電子の加速実験装置を約2時間にわたってご見学いただきました。
ご視察では、レーザーの増幅の原理や超短パルス化を実現する技術、レーザーによるトンネルコンクリートの検査技術の実用化へのロードマップ、レーザーイオン加速技術の応用などについてご質問いただき、日本におけるイノベーション創出や科学技術戦略におけるハイパワーレーザー技術開発の重要性についてご説明させていただきました。
トンネルコンクリートの欠陥診断用レーザーの説明する長谷川主幹研究員（左）
J-KARENレーザーの説明をする加道室長代理（右）
レーザーイオン加速実験の最新の成果について説明する神門グループリーダー（右）
管理棟玄関において集合写真（右から、中谷副所長、津本様、三井課長、美並局長、内海所長、加道室代、長谷川研究主幹）