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2017年2月21日(火曜日)
【報告】千葉大学・東邦大学・放射線医学総合研究所 研究インターンシップ
2月8日(水曜日)から10日(金曜日)までの3日間、関西研木津地区にて平成28年度ダイバーシティ事業・若手女性研究者短期インターンシップを開催しました。普段は医学、生化学、工学の分野で研究をされている研究者6名(放医研3名、千葉大学2名、東邦大学1名)が2泊3日、関西研の交流棟に宿泊し、プログラムを終了しました。
今回、レーザーや光学に関する基礎的な知識とハンドリングの習得を目的とし、基礎的な光科学とレーザーの講義、レーザー安全教育、蛍光測定の基礎に関する実習、レーザー波長変換技術の実習、さらに関西研がアウトリーチとして行っている簡易型分光器による分光測定の実習などを実施しました。レーザー波長変換技術の実習では、レーザーゴーグルを着用し、クリーンウェアを着て実験室に入るなど、始めての経験に戸惑いながらも全員が全てのプログラムを無事修了し、参加者からは好意的な感想を多くいただきました。また、関西研メンバーからも分野の異なる女性研究員達との実習について、お互いの分野を超えた交流ができてよかったとの感想もありました。
今回得た知識や経験が、参加者の今後の研究の発展につながることが期待されます。
インターンシップ参加者と関西研受入者の集合写真(研究棟)
関西光科学研究所の紹介(講演:内海渉)
ゴーグルをしてレーザー波長変換の実習へ(講師:赤羽温)
レーザー波長変換実習の様子
蛍光測定実習の様子(講師:赤松憲)
簡易分光器の作成と光源観察(講師:加道雅孝)
きっづ光科学館ふぉとんの見学