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関西光科学研究所 | BLOG:節元旦 ベトナム旧正月

掲載日:2018年12月26日更新
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2017年3月13日(月曜日)

節元旦 ベトナム旧正月

 

Tết Nguyên Đán(テト・ゲェン・ダン,漢字:節元旦)はベトナム旧暦の正月のことを指し,Tết(テト,漢字:節)と略して呼ぶ事が多い.西暦にすると毎年移動するが,1月21日ごろから2月20日ごろの間にあり,官公庁や民間企業ではその前後一週間程度を休日にし,国の最も重要な祝祭日の一つである.

ベトナムの旧暦は日本の旧暦と同じく,中国の太陰太陽暦をそのまま導入され,季節のめぐりを把握して農作の開始時を定めるために活用されてきた.今も古伝文科行事等はこの旧暦で行われている.ベトナム人にとってテトは季節の循環でも原点であり,人生の新たな出発のきっかけとなるため,非常に大事にしている.遠く離れても家族のもとに戻り,楽しいときを過ごす.昔から,年中に食べ物に困っても,テトには満腹できるように一生懸命に働くという考え方があるので,少しい贅沢ができる機会でもある.テトの準備は一週間前からはじまる.家を飾ったり,テト料理を作ったり,新しい服を着たりして,新年を迎える.テトには,親戚,親友,近所等の家を訪問し,お祝いの言葉を交わす.

今年,久しぶりにベトナムでテトを迎えることができた.子供がお祖父ちゃん,お祖母さんと一緒に家族の行事に参加することでき,とても楽しかった.この経験をもっともっと大事にしていきたいと思う.

ヂンタンフン(2017/02)(X線レーザー研究グループ)

春節の花
テトに飾る春節の花(左から、ダオ(桃の花)、マイ、クォト(金柑))

ちまき
娘がテト料理作りに参加して嬉しかった.バンチュン(ちまき)二つももらった.